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ついにハイエンドで“ガチンコ”勝負 AMDの新型GPU「Radeon RX 6800/6800 XT」の実力をチェック(3/5 ページ)

間もなく発売するAMDの新型GPU「Radeon RX 6800」「Radeon RX 6800 XT」。同社初のハードウェアリアルタイムレイトレーシング(RT)に対応したことを始めとして、注目点は多い。RT対応の“先輩”であるGeForce RTX 30シリーズと比較しつつ、その実力をチェックしていく。

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レインボーシックス シージ

 続いて、実際のゲームでのフレームレートも確認していく。

 まず、「レインボーシックス シージ」のゲーム内ベンチマークモードをチェックしよう。画質プリセットを“最高”とした上で、フルHD、WQHD、4Kの3種類の解像度で平均fpsと最小fpsを計測した。

 同タイトルは対戦型FPSということもあり、ハイエンドGPUでは平均フレームレートが500fpsを超えることもある。グラフィックス面では非常に軽量なベンチマークでもある。

 結果を見てみると、3DMarkのFire Strikeと同じく、フルHDではRadeon勢が優位に立った。しかし、解像度が上がるほどGeForce RTX 3080の優位性は高まり、4KではGeForce RTX 3080がRadeon RX 6800 XTに勝利する。

 動作クロックの高さもあってか、軽量なタイトルにおけるフルHD/WQHDクラスの解像度では、Radeon RX 6000シリーズはフレームレートを稼ぎやすいということは1つの傾向として見えてくる。

レインボーシックス シージ(フルHD)
レインボーシックス シージ(フルHD)のフレームレート
レインボーシックス シージ(WQHD)
レインボーシックス シージ(WQHD)のフレームレート
レインボーシックス シージ(4K)
レインボーシックス シージ(4K)のフレームレート

ボーダーランズ 3

 DirectX 12を利用したAAA級の最新タイトル「ボーダーランズ 3」におけるフレームレートはどうだろうか。画質プリセットは最高の“バッドアス”とした上で、ゲーム内ベンチマークテストでフルHD、WQHD、4Kの3種類の解像度でフレームレートをチェックしてみよう。

 このタイトルは比較的負荷が高い。それでも、全ての解像度でRadeon RX 6800 XTがGeForce RTX 3080を上回るフレームレートを記録した。Radeon RX 6800ですら、フルHDとWQHDでは2位に立っている。タイトルによってはAMD勢が強さを見せることが分かる。

 なお、ボーダーランズ 3は後述するように、どの解像度でもSAMの影響が強めに出る。プレイ時にはSAMを有効化することをお勧めする。

ボーダーランズ 3(フルHD)
ボーダーランズ 3(フルHD)のフレームレート
ボーダーランズ 3(WQHD)
ボーダーランズ 3(WQHD)のフレームレート
ボーダーランズ 3(4K)
ボーダーランズ 3(4K)のフレームレート

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