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Appleがヘッドフォンの極限を目指すとどうなるのか? 「AirPods Max」への期待(3/3 ページ)
Appleが12月8日に発表したオーバーイヤータイプのヘッドフォン「AirPods Max」。同社が目指した“Max”は何なのか。12月15日の発売を前に、林信行氏が考察した。
ブランドバッグのような専用ケースも付属
あまりに自然に実現しているので、気が付かない人がいるかもしれないが、これまでどのヘッドフォンでも実現していなかった技術だ。まさに音のVR(バーチャルリアリティー)、あるいは音のAR(仮想現実)とも呼べそうなすごい技術だ。残念ながら、最も手頃なAirPodsでは利用できない機能だが、この機能の質が、音質も優れたAirPods Maxでさらにどのように進化するのかも楽しみなところだ。
ちなみに、AirPods Maxの動作時間は連続20時間だが、これはプロセッサパワーを消費するノイズキャンセル機能や空間オーディオ機能をオンにした状態での動作時間で、実際の利用でどこまで持つのかも気になるところではある。
どこかFENDIの人気バッグ「Peekaboo iconic」を思わせる付属のスマートケースに入れておくと、埋め込まれたマグネットで超低消費電力モードに切り替わり、使用していない間の電力を温存してくれる。
唐突な発表から1週間後となる、12月15日から発売されるAirPods Max。シルバー、スペースグレイ、スカイブルー、ピンク、グリーンという5色、税別6万1800円でAppleのMaxが詰まったヘッドフォンだ。期待度Maxでレビューできることを楽しみにしている。
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