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Snapdragon 8cx搭載の5G/LTE対応ファンレス2in1「HP Elite Folio」登場 米国では2月発売予定CES 2021

Snapdragon 8cxを搭載する2in1 PCがHPから登場する。ファンレス設計で、モデルによって5G通信またはLTE通信にも対応する。

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 HPは1月10日(米国太平洋時間)、13.5型2in1ノートPC「HP Elite Folio」を発表した。米国では2月に販売を開始する予定だ。

HP Elite Folio(正面)
HP Elite Folio(背面)
HP Elite Folio

Elite Folioの概要

 Elite Folioは、画面がフリップするタイプの2in1ノートPCで、同時に発表された「HP Elite Dragonfly G2」と同様に「モバイル先駆者」をターゲットに据えたという。プロセッサにSnapdragon 8cxを搭載することで、ファンレスボディーと最長24.5時間の動画再生(※)を実現している。

(※)画面輝度150ニト、スピーカー音量16%でSSDに保存したフルHD(1920×1080ピクセル)の動画を再生した場合のHPによる自社測定値

フリップ
Elite Folioは画面がフリップするタイプの2in1ノートPCである

 メインメモリはLPDDR4X規格で最大容量は16GBとなる(増設・換装不可)。ストレージはPCI Express接続のSSDで、最大で512GBまで搭載可能だ。

 ディスプレイは1920×1280ピクセル(アスペクト比3:2)の13.5型液晶で、マルチタッチ操作とペン操作に対応する。保護ガラスはCorningの「Gorilla Glass 5」となっている。充電式アクティブペン「HP Elite Slim Active Pen」も付属する。

 画面上部には赤外線撮影ユニット付きのWebカメラを搭載し、Windows Helloの顔認証にも利用できる。使わないときは、カメラシャッターでふたをしておくことも可能だ。

ペン
付属のHP Elite Slim Active Penは、キーボードの上部にあるスペースに収納できる。収納すれば自動的に充電されるので便利だ

 ポート類は、本体の左側面にUSB 3.2 Type-C端子を、右側面にUSB 3.2 Type-C端子とイヤフォン/マイクコンボジャックを備えている。USB 3.2 Type-C端子は、USB Power Delivery(USB PD)による電源入力とDisplayPortによる映像出力にも対応する。モバイル通信用のnanoSIMスロットは、アクティブペンのホルダーの奥にある。

 ワイヤレス通信はWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)とBluetooth 5.0に対応する。モバイル通信用のモデムは、モデルによって5G対応のもの(Qualcomm Snapdragon X55)またはLTE対応のもの(Qualcomm Snapdragon X20)を搭載しており、いずれもeSIMをサポートしている。

左側面
左側面
右側面
右側面
スロット
nanoSIMスロットは、アクティブペンのホルダーの奥にある

 ボディーサイズは約298.6(幅)×229.6(奥行き)×15.95(厚さ)mmで、最軽量構成は約1.3kgとなる。

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