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家中のどこにでも音楽を流して在宅ワークを快適にする方法テレワーク時代のスマート家電(3/3 ページ)

スマート家電を活用することで、少しでも在宅ワークを快適にしていこうという本連載。今回は在宅ワークで欠かすことができない、音楽を流しながら快適に業務をこなす方法を考える。

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ステレオ再生にしてさらに快適な環境を手に入れる!

 2つのEcho端末でステレオ再生するには、スマホのAlexaアプリから「スピーカーセット」を作成する。

 アプリ内の「デバイス」から、ステレオ再生用のペアにしたいEcho端末をタップして表示される「デバイスの設定」で、「ステレオペア/サブウーファー」をタップする。すると、「接続するスピーカーを選択」というページになるので、リストからペア設定したいEcho端末を2つ選んでチェックマークを付ける。

 グレーアウトしていた「次へ」というテキストがタップできるようになるのでタップし、「ステレオチャンネルをテスト」ページに進む。ここで、「左」もしくは「右」をタップして、実際の配置と同じであるかを確認する。特に、端末の名前をデフォルトのままにしていると、どっちがどっちだか分からなくなってしまうので、要注意だ。もし、左右が逆ならば、「スピーカーの切り替…」をタップして入れ替えておこう。

第4世代Echo Dot
ここでは、ペアにしたいEcho端末の「設定」を開いているが(左)、実はステレオペア対応のEcho端末であれば、どの端末の「設定」からでもペアを作ることができる(中央、右)
第4世代Echo Dot
ここで、「ねこのEcho Show」を選ぶと(左)、Echo Dotが選べずに同一モデルの「キッチンのEcho Show」が選択されてしまうので注意しよう。目的のEcho DotとEcho Dot with clockにチェックを入れる(中央)。左右の配置が正しいかの確認も忘れずに行う(右)

 最後は、「名前を選択」するページだ。ここで付けた名前を使って曲再生の音声コマンドを出せば、Amazon Music経由の曲を設定中のEcho端末たちでステレオ再生できるようになる。とはいえ、ステレオ再生したいとき以外で使うことはないのでここは適当でかまわない。後で変えることも可能だ。とはいえ、ここでは「ステレオ」という名前を付けてみた。

 最後に「保存」をタップすれば、Echo Dotの下部に仕込んであるLEDが青色に短く光り、セットアップが完了する。Alexaアプリのデバイスタブ内にはスピーカーグループとして先ほど命名したステレオが登録されているのも確認できる。また、「全部の部屋」グループをタップすれば、ステレオとして新しいEcho DotとEcho Dot with clockが登録されているのも分かる。

第4世代Echo Dot
最後に「保存」をタップすればセットアップが完了する(左)。Alexaアプリのデバイスタブ内にはスピーカーグループとして先ほど命名したステレオが登録されている(中央、右)。ステレオペアを解除するには、「スピーカーグループ」から解除したいペアの名前を選び、下部に表示される「ペアリング解除」をタップするだけで済む

 これで、「全部の部屋でテンションの上がるポップスをかけて」と言えば、Echo Dotの前で作業しているときはステレオで、別の部屋に移動したときはその部屋にあるEcho端末で音楽を楽しめる。これで、移動をためらっていた時間が節約できる。意識高く表現するなら「シームレスなミュージック体験がモチベーションをアップさせる」といったところだろうか。筆者には、ちょっと当てはまらないような気もするが。

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