クリエイター向けフラグシップ「ThinkPad X1 Extreme Gen 4」が日本上陸 直販価格は約39万円(クーポン適用で約27万円)から
LenovoがMWC Barcelona 2021に合わせて発表したパフォーマンス重視のフラグシップThinkPadの新モデルが、日本でも発売された。直販価格は、クーポン適用で約27万円からとなる。
レノボ・ジャパンは7月27日、16型ノートPC「ThinkPad X1 Extreme Gen 4」の国内販売を開始した。同社の直販サイトで販売されているCTO(カスタマイズ)モデルの最小構成時の価格(税込み、以下同)は38万7200円だが、クーポンを適用すると27万1040円で購入できる。
ThinkPad X1 Extreme Gen 4の概要
ThinkPad X1 Extreme Gen 4は、クリエイター向けフラグシップノートPC「ThinkPad X1 Extreme」の第4世代製品となる。ディスプレイのアスペクト比を16:10とした他、第11世代Core H45プロセッサ(開発コード名:Tiger Lake-H)やGeForce RTX 30 Laptopシリーズを搭載することでパフォーマンスの向上を図っている。以下、日本向けのCTOモデルに用意される構成を記載する。
CPUは以下のいずれかを選択できる。
- Core i7-11800H(2.3GHz〜4.6GHz、8コア16スレッド)
- Core i7-11850H(2.5GHz〜4.8GHz、8コア16スレッド、vPro対応)
- Core i7-11950H(2.6GHz〜5GHz、8コア16スレッド、vPro対応)
外部GPUは以下のものを選択できる。
- なし(CPU内蔵の「Intel UHD Graphics」のみ)
- GeForce RTX 3050 Ti Laptop
- GeForce RTX 3060 Laptop
- GeForce RTX 3070 Laptop
- GeForce RTX 3080 Laptop(グラフィックスメモリは16GB)
ディスプレイは16型IPS液晶で、以下のスペックから選択できる。
- WQXGA(2560×1600ピクセル)、400ニト、ブルーライト軽減、sRGB 100%カバー
- WQUXGA(3840×2400ピクセル)、600ニト、ブルーライト軽減、Adobe RGB 100%カバー
- WQUXGA、600ニト、ブルーライト軽減、タッチ対応、Adobe RGB 100%カバー
メインメモリはDDR4-3200規格のSO-DIMMで、最大64GB(32GB×2)まで搭載できる。ストレージはPCI Express接続のSSDで、PCI Express 4.0対応モジュールや2基搭載も選択できる。
ディスプレイの上部には、フルHD(1920×1080ピクセル)撮影に対応する物理シャッター付きWebカメラを搭載する。オプションで赤外線(IR)撮影ユニットも搭載すれば、Windows Helloの顔認証に利用できる。電源ボタンには指紋センサーを統合しており、Windows Helloの指紋認証にも対応している。
ポート類は、左側面に電源端子、Thunderbolt 4(USB4)端子×2、HDMI出力端子、イヤフォン/マイクコンボジャックを、右側面にSDメモリーカードスロット、USB 3.0 Type-A端子×2を備える。Thunderbolt 4端子は、DisplayPort出力を兼ねている。モバイルインターネット(WWAN)対応構成では、背面にnanoSIMスロットも備える。
無線通信モジュールはIntel製の「Wi-Fi 6E AX210」を搭載しており、Wi-Fi 6E(※)とBluetooth 5.2に対応する。オプションで5G対応のWWANモジュールも追加可能だ。
Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)のうち、6GHz帯の電波を利用するもの。ただし、米国以外のほとんどの国では法規制の問題で利用できない(2.4GHz帯/5GHz帯のWi-Fi 6は利用可能)
最軽量構成のボディーサイズと重量は以下の通りとなる。
- マルチタッチ非対応:約359.5(幅)×253.8(奥行き)×17.7(厚さ)mm、約1.81kg
- マルチタッチ対応:約359.5(幅)×253.8(奥行き)×18.2(厚さ)mm、約1.86kg
バッテリー駆動時間は最長で約12.8時間(JEITAバッテリ動作時間測定法 Ver. 2.0による自社測定値)となっている。
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