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PC版Google Play ゲームに「ウマ娘」 Windows PCでプレイしやすく日本での展開は未定

現在香港、韓国、台湾でβテストが進められているWindows PC向け「Google Play ゲーム」について、Cygamesが「ウマ娘 プリティーダービー」を同プラットフォームに最適化する作業を進めていることが明らかとなった。日本メーカーによる人気タイトルの対応は、これが事実上初めてとなる。

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 Cygamesは3月16日、スマートフォンゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」について、Windows PC向けの「Google Play ゲーム(Google Play Games)」に対応させる作業を進めている旨を発表した。配信(対応)日やサービスの詳細については後日改めて告知するという。

ゲーム画面
Cygamesが公開したGoogle Play ゲームにおける「ウマ娘 プリティーダービー」のレース画面

 Windows PC向けGoogle Play ゲームは、Googleが2021年12月9日(米国太平洋時間)に開発を表明し、2022年1月20日から香港、韓国、台湾においてβ(ベータ)テストが進められている。日本における提供時期は未定だが、公式サイトは既に日本語版が用意されている。

 ウマ娘 プリティーダービーのWindows PC向けGoogle Play ゲームへの対応は、Googleが3月15日(米国太平洋時間)に開催したオンラインイベント「Google for Games Developer Summit 2022」内のセミナー「Google Play Games on PC: Developer journeys(PCにおけるGoogle Play ゲーム:開発者の冒険)」で明らかとなった。

 このセミナーにおいて、ウマ娘 プリティーダービーはゲームのユーザーインタフェース(UI)を大画面に最適化する例として紹介されている。このゲームは、一部の場面を除きUIがスマートフォンの縦画面に最適化されている。それに対して、Windows PC向けGoogle Play ゲーム版では、多くのPC環境に合わせて横画面でも違和感なく表示されるようになっている上、マウスでのクリックを想定した対応を行っているようだ。

セミナー
Google Play Games on PC: Developer journeysで紹介されたWindows PC向けGoogle Play ゲームにおけるウマ娘 プリティーダービーの画面
Google Play Games on PC: Developer journeys

 なお、ウマ娘 プリティーダービーのPCを使ったプレイは、EXNOAが提供するオンラインゲームサービス「DMM GAMES」で既に対応している。DMM GAMES版とGoogle Play ゲーム版の違いは明らかとなっていないが、Androidアプリとのシームレスな連携や、海外からのプレイという観点で違いが出てくるものと思われる。

DMM GAMES版
PCでウマ娘 プリティーダービーをプレイする方法としては、EXNOAが提供する「DMM GAMES」を利用する方法が既にある。あえてWindows PC向けGoogle Play ゲームにも対応するのには、何らかの理由があるのだろう

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