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2022年に提供見込みのWindows 11新機能をチェックするWindowsフロントライン(2/2 ページ)

2022年秋頃にリリースが見込まれているWindows 11の大型アップデートとなる「22H2」。Windows Insider Programで公開されている新機能などをチェックした。

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DevからBetaへの切り替え機会を提供

 またBuild 22572の後の3月23日(米国時間)に配信が開始された「Build 22581」では目立った新機能こそ紹介されていないものの、本来の配信チャネルであるDev Channleのみならず、「Beta Channel」への同時配信も行われている。

 本誌でも既にレポートされているが、今回あえて2つのチャネルにビルドを同時配信することで、Dev Channelのユーザーの一部をBeta Channelに誘導することを意図している。

 Dev Channelは実際に採用されるかも不明なテスト(ABテストを含む)が行われる実験的なチャネルであり、2022年後半での配信が見込まれる「22H2」向けの最新機能をテストするという意味ではBeta Channelの方が適している。それゆえ、正式配信バージョンを事前にテストしたいというユーザーに“スイッチ”するための機会を提供したというわけだ。

 実際、このタイミングで次のDev Channel向けビルドが配信されるまでにBeta Channelへの移行が行われない場合、以後はBeta ChannelやRelease Previewへの移行は「再インストールのみ」ということになる。おそらくだが、22H2で採用される機能はほぼ固まりつつあり、そうしたユーザーを中心にBeta Channelが重要な意味を持ちつつある兆候だと考えられる。

ビルド22581の投入を告知するWindows Blogのページ
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