Adobe、「Premiere Pro」「After Effects」をアップデート Frame.ioを統合
Adobeは、同社製の映像編集ソフト「Adobe Premiere Pro」「Adobe After Effects」のアップデートを発表した。
Adobeは4月12日、同社製の映像編集ソフト「Adobe Premiere Pro」「Adobe After Effects」のアップデートを発表した。アップデートは本日から順次提供予定となっている。
Adobe Premiere Proには、“Adobe Sensei”を採用したオートカラー機能を新たに搭載した他、編集機能の改善などを実施。無料で利用可能なAdobe Stock素材の追加も行われている。
Adobe After Effectsには、クリップの各シーンを自動的に検出できる新機能を実装。フレームの外側にある2D/3Dレイヤーの閲覧が可能な拡張ビュワー機能も備えた。Apple M1プロセッサへのネイティブ対応も行われており、レンダリングコンポジションを前世代ハードウェア比で2倍高速化している。
また今回のアップデートでは、レビュー/承認機能を備えた「Frame.io for Adobe Creative Cloud」が統合されているのも特徴。同機能はPremiere Pro/After Effectsで利用可能で、5つまでのプロジェクトを同時に編集することができる。カメラで撮影した映像で容易に共同編集作業を行える「Camera to Cloud」も備えた。
Frame.io for Adobe Creative Cloudは以下のメンバーシッププランで利用が可能だ(小/中/高および高等教育機関向けに販売される全てのプランを除く)。
- Adobe Creative Cloudコンプリートプラン
- Adobe Premiere Pro単体プラン
- Adobe After Effects単体プラン
- 学生・教職員向けAdobe Creative Cloudコンプリートプラン(個人版)
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