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壁掛けで使うスマートディスプレイ「Echo Show 15」をセットアップして分かったこと山口真弘のスマートスピーカー暮らし(4/4 ページ)

スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回はついに国内にも登場した壁掛けスマートディスプレイ「Echo Show 15」と、周辺デバイスをセットアップした。

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セットアップは本体のタッチスクリーンで実施

 セットアップの手順は、従来のEcho Showシリーズとほぼ同様だ。目新しさを感じたのは、家族それぞれのプロフィールを設定する画面で、これは従来のEcho Showには(少なくとも発売直後には)なかったものだ。本製品は、壁に掛けてリビングなどに配置して家族で共用することを想定しており、それゆえこのような設定画面が用意されているのだろう。

 もっとも、こういったデバイスのセットアップでは、全項目の設定を完了させるのではなく、とりあえずは使えるところまで持っていって、すぐに試したい場合も多い。そのため、家族を登録するフローは必要に応じて後回しにできる。同様に、セットアップの手順の中にある監視カメラの設定フローも、後回しにすることが可能だ。

 これらのセットアップ手順ではスマホアプリは使用せず、本体のみで登録を完了できるのだが、本製品はその構造上、画面上でWi-Fiパスワードなどの文字入力を行うのが非常に煩わしい。できることならばGoogle Nestシリーズのスマートスピーカーのように、スマホ側で操作をさせてほしいと感じた。

Echo Show 15
電源を入れて起動。既に壁などに取り付けられていることが前提となっているようだ
Echo Show 15
言語選択、Wi-Fiのセットアップ、Amazonのアカウントへのログインとおなじみの流れが続く
Echo Show 15
タイムゾーン選択、デバイスの所在地設定と来て、置き場所を選択する。既にEchoを導入済みであれば、リストにある部屋の中から選ぶ
Echo Show 15
デバイス名を設定した後で、表示される写真の種類を選択する。ここまでは従来のEcho Showでもよくある画面だ
Echo Show 15
家族のプロフィールを入力する。ひとまずスキップしても構わない
Echo Show 15
監視カメラ機能を使う場合は、ここで設定を行う
Echo Show 15
セットアップ完了。ホーム画面が表示された。画面の右半分にはウィジェットが表示されている

 以上、従来のEcho Showシリーズと比べると、設置と合わせてかなりの作業量にはなるが、これでホーム画面が表示され、使えるようになった。次回は操作方法と本製品ならではの機能についてチェックしていく。

→【後編】壁掛け対応スマートディスプレイ「Echo Show 15」を試して分かった際立つ個性

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