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12GB版NVIDIA RTX A2000が登場するも6GB版とは異なる空気:古田雄介のアキバPick UP!(1/4 ページ)
補助電源なしで使えるプロ向きのグラフィックスカード「NVIDIA RTX A2000(12GB版)」や、ノートPCなどをゲームモニターにできる「OmiPlay」などが登場している。
先週、NVIDIAのプロ向けGPU「NVIDIA RTX A2000」を搭載したメモリ12GB版のグラフィックスカード「ENQRA2000-12GER」が、複数のショップに入荷した。価格は9万8000円弱〜10万9000円弱となる(税込み、以下同様)。
絶対と相対のお値段ですかね――NVIDIA RTX A2000 12GB版の評判
同じGPUを採用したメモリ6GB版のカードは、2021年12月に6万5000円弱〜7万円弱で出回ったが、瞬く間に姿を消した。当時、オリオスペックは「GeForceの価格が高騰する中で、プロ向けのGPUはそうでもないので、相対的にコストパフォーマンスが良くなったのもあるでしょう。加えて、やはりLHR(Lite Hash Rate)版ではないところですよね」と話していた。
今回の12GB版は、そこまで大きな反響には至っていない様子だ。某ショップは「絶対と相対のお値段ですかね。いろいろな事情があるにせよ10万円前後になっているので、6GB版であったようなマイニング用途で複数枚購入するというのはやりにくいでしょうね。それにGeForceも半年前に比べると価格が落ち着いてきていますから、マイニングと無関係の用途でもそちらを選ぶ方が合理的な人が増えたところもあります」と解説する。
その上で、「補助電源なしで12GBのメモリが使えるのは魅力ですし、ニーズはあると思います。まあ、嵐が去って普通の状態に戻った感じではないでしょうかね」と平静に受け止めていた。
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