ニュース
ハイブリッドワークを支えるソリューションが一堂に会した「第2回 デジタル化・DX 推進展」で見つけたもの(5/5 ページ)
東京ビッグサイトで開催された「第2回 デジタル化・DX推進展」において、さまざまな企業が展示を行っていた。その中から、気になるトピックを紹介する
バックヤード業務の手間を減らすこんな展示も
最後に、「これもデジタル化に含まれるのか!?」と、少々驚いた展示を紹介したい。それはRelicの運営するコンビニエンススタンド「TukTuk」(トゥクトゥク)だ。
これは、一見するとコンビニ自販機と似ているが冷蔵庫タイプのスタンドで、上から落下させることで商品を取り出すのではなく、購入者が扉を開けるタイプのため、弁当のように衝撃に弱く常温保存できないものも販売できる。
ユーザーは、専用アプリで商品を選んで購入し、スタンドの扉に表示されるQRコードを読み取って解錠、商品を取り出す。支払いは、d払い/LINE Pay/PayPay、そして各種クレジットカードで行う。
商品の入れ替えや補充などは運営会社が行うので、例えば会社においても総務はノータッチで済む。商品リクエストはアプリからユーザーが個別に行えるし、何がいくつ売れたのかをチェックする必要もなく、支払いは初期の設置手数料と、月額のサービス利用料のみだ。手間をかけずに社員の福利厚生につなげられるというのはユニークだと感じた。
行政も含めた「仕事場」のDXを推進するさまざまなソリューションを見ることができた「第2回 デジタル化・DX 推進展」。変わりゆく社会に応じた働き方が求められる現在、生まれてくる課題とそれを解決するソリューションにどのようなものがあるのか、常にチェックしてアップデートし続けることが企業側に必要だ。このような展示会からヒントを得てみるのはどうだろうか。
関連記事
- 「ハイブリッドワーク」時代にあるべきオフィスの姿とは? 日本マイクロソフトがリニューアルした品川オフィスをオンラインで公開
日本マイクロソフトがオンラインイベント「ハイブリッドワーク2022」を開催した。このイベントの中で、リニューアルが完了した同社の品川オフィス(本社)の様子が初めて公開されたので紹介する。 - 在宅ワーク用ブースの決定版! サンワサプライ「パネルデスク」を試す
サンワサプライから、在宅ワークを強力に支援してくれる製品が登場した。自ら組み立てて完成させる「パネルデスク」を組み立てて試し、分かったことをお伝えする。 - 日本マイクロソフト、中小企業向けに最適化したセキュリティツール単体製品「Microsoft Defender for Business」を提供開始
日本マイクロソフトは、中小企業向けセキュリティツール「Microsoft Defender for Business」の提供開始を発表した。 - OKI、ハイブリッドワークにも対応した中小企業向けコミュニケーションシステム「CrosCore3」
沖電気工業は、同社製となる中小企業向けコミュニケーションシステム「CrosCore」の最新版「CrosCore3」の提供を開始した。 - パナソニック コネクト、トヨタモビリティパーツに「配送見える化ソリューション」を納入
パナソニック コネクトは、トヨタモビリティパーツに「配送見える化ソリューション」とハンドヘルド端末の納入を発表した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.