NECブランドで“久しぶり”のゲーミングPC誕生!? 「LAVIE GX」発表会レポート(2/2 ページ)
NECパーソナルコンピュータがゲーミングプロジェクトを立ちあげてから約3年。ようやくその第1弾製品となる「LAIVE GX」が登場することになった。ただ、同社にとってはゲーミングPC「参入」ではなく「再参入」なのだという。一体どういうことなのか、発表会の様子を見てみることにしよう。
2つのサポートプログラムを利用可能
LAVIE GXの購入者には、通常のLAVIEシリーズと同じサポート窓口「121コンタクトセンター」に加えて、ゲーミング専用サポート窓口「LAVIE ゲーミングサポート」を購入から1年間利用できる。
LAVIE ゲーミングサポートは24時間365日稼働の電話窓口で、ゲームタイトルの初期設定、コントローラーやヘッドセットの接続方法、Xbox Game Pass/Steam/Epic Gamesの利用方法、OBS StudioやYouTube/Twitchを使ったゲーム実況動画の投稿・配信方法など、多岐に渡るゲーミングに関わるサポートを受けられる。
「(ターゲットユーザーは)プレイするのは仕事を終わって家に帰ったあとの夜中だから、深夜に困ったことがあれば電話で対応してもらおうと思うはず」という発想から、サポートはあえて24時間対応としたという。ただし、問題の完全な解決を目指すタイプのサポートではなく、あくまでも「ベストエフォート(最大限の努力)」タイプのサポートとなる。
LAVIE GXには、最近のLAVIEシリーズと同様に「つながる!LAVIE」というソフトがプリインストールされている。これを使うと、LAVIE GXの画面を別のLAVIE(※2)に転送することで自宅の好きな場所でゲームを楽しめる。
(※2)2018年5月以降発売のモデルに対応
プリインストールされている「つながる!LAVIE」を使うと、同じネットワークにつながっているLAVIEに映像を伝送できる。LAVIE GXで実行しているゲームを手元にあるLAVIEノートPCから楽しむ、という利用シーンも想定しているとのことだ
以上が発表会で語られた内容の概要だ。
ここで既報記事の情報を少し補足する。LAVIE GXの直販モデルである「LAVIE Direct GX」にはHDD(1TBまたは2TB)を追加できる。HDDを搭載する3.5インチベイは量販店モデルにも用意されているが、3.5インチベイへのストレージの搭載はサポート対象外になるという。
ただし、HDD接続用のSerial ATAポートが物理的/ソフトウェア的に無効化されているわけではないので、別途ケーブルと3.5インチストレージを用意して装着することは可能だ。
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