Windows 10/11の2023年以降のアップデートはどうなる:Windowsフロントライン(2/2 ページ)
「Windows 10 バージョン 22H2」がWindows InsiderのRelease Previewチャネルで公開された。2022年後半に一般提供が予定されている。Windows 11の今後と合わせて予想してみよう。
不透明なWindows 11の配信スケジュール
ただ、22H2の正式配信以降、”Windows 11”の配信スケジュールはやや不透明な領域に突入する可能性が高い。Windows Centralでザック・ボーデン氏が触れているが、Windows 11でMicrosoftが当初描いていた「年1回の大型アップデート」という計画は既に取り止めており、2021年以降のリリースについては「“3年に1回”の大型アップデート」という形式に移行するという。
今回は既に「Sun Valley 2」の開発コード名で呼ばれていた22H2がリリースされることになるが、2023年の「Sun Valley 3」こと「23H2」については計画がキャンセルされ、次の大型アップデートの提供ターゲットは「2024年」を見込んでいるという。
一方で、より細かい機能アップデートについては「年4回」のタイミングで提供が行われるとのことで、例えば「Windows Subsystem for Android」のように、大型アップデートとは関係ないタイミングで比較的大きな機能強化が行われる可能性がある。おそらくだが、これは大型アップデート適用タイミングで苦慮していた企業ユーザーには朗報かもしれない。
いずれにせよ、この情報はMicrosoftが公式発表したものではないため、22H2がGAになるタイミングでより詳細情報が公開されるとみられる。9月か10月かは不明だが、改めてアナウンスが行われると思うので、引き続きチェックしておきたい。
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