三角柱やショーケース型のユニークなPCケースが話題に:古田雄介のアキバPick UP!(1/4 ページ)
Jonsplusの三角柱タワー「BO 102」や、サーマルテイクのショーケース型モデル「The Tower 500」など、多面で魅せるマシンが組めるPCケースが複数デビューした。
お盆シーズンを前に、組んだパーツを美しく主張できるPCケースが複数登場して注目を集めている。
「立体的にディスプレイできる選択肢が増えていますね」
JonsboのサブブランドであるJonsplusから売り出されたのは、三角柱のタワーモデル「BO 102」だ。ボディーサイズは約317(幅)×285(奥行き)×596(高さ)mmのユニークな形状で、3側面のうち2面に強化ガラスを採用している。Mini-ITXマザーと奥行き210mmまでのATX電源、最長380mmまでのグラフィックスカードを搭載できる。価格は6万6000円弱だ(税込み、以下同様)。
入荷したオリオスペックは「グラフィックスカードとマザーボードを2面でディスプレイできる仕様ですね。底部から吸気して上部で排気する構造なので、熱処理も合理的です。ライザーケーブルもPCIe 4.0対応なので、Mini-ITXマザーとハイスペックなグラフィックスカードを組み合わせたい人に響きそうです」と高く評価していた。
一方のサーマルテイクが投入したのは、「The Tower 500」だ。2017年4月登場の「The Tower 900」や、2021年2月登場の「The Tower 100」と同じ「The Tower」シリーズに属するPCケースで、マザーボード台と相対する正面からコの字に強化ガラスを配置するデザインとなっている。
マザーボードはE-ATXからMini-ITXまで対応し、ラジエーターは右側面に360mm、上面に280mm、底面に240mmタイプまで搭載できる。組み込めるグラフィックスカードは最長355mmまで、CPUクーラーは全高275mmまで可能だ。ボディーサイズは約388(幅)×398(奥行き)×608(高さ)mmとなる。価格は2万2000円前後だ。
「サーマルテイクは、シリーズ最上位の下にコスパに優れたモデルを置く傾向があり、The Tower 500はその典型だと思います。これまでの作りでこのお値段は、注目する人が多いと思いますよ」(同店)
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