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Windows 10も10月に「バージョン22H2」が登場 「Intel Arc A770M」を内蔵したハイエンドNUCも週末の「気になるニュース」一気読み!(9月24日号)(1/2 ページ)

うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。世界中には、結構面白い話題があるものです。この記事で一気にチェックしましょう!

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 うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。世界中には、結構面白い話題があるものです。この記事で一気にチェックしましょう!

「Intel Arc A770M」を内蔵したハイエンドNUCが登場

 Intelは9月19日(米国太平洋夏時間)、第12世代Coreプロセッサと「Intel Arc A770M Graphics」を搭載するミニデスクトップPC「Intel NUC 12 Enthusiast Mini PC(開発コード名:Serpent Canyon)」を発表した。Intel Arc Graphicsを内蔵するNUCはこれが初めてで、米国における想定価格は1180〜1350ドル(約16万9100〜19万3500円)となる。

Intel NUC 12 Enthusiast Mini PC
Intel NUC 12 Enthusiast Mini PC

 Intel NUC 12 Enthusiast Mini PCは、約230(幅)×180(奥行き)×60(厚さ)mm、容積2.5Lというコンパクトなボディーに、16GBのグラフィックスメモリを備えるArc A770M Graphicsを内蔵している。

 またデスクトップPCとしては初めて、CPU側の内蔵GPU(Iris Xe Graphics)との連携機能「Intel Deep Link」もサポートしている。

 Arc A770M Graphicsはゲームに最適化された「Intel Arc A Goraphicsシリーズ」のモバイル向けモデルの1つで、AI(人工知能)ベースのアップスケーリング、リアルタイムレイトレーシング(RT)を始めとする「DirectX 12 Ultimate」の機能をフルサポートしている。

 インタフェース類はThunderbolt 4(USB4)×2、USB 3.2 Gen 2 Type-A×6、有線LAN(2.5GBASE-T)ポート、HDMI 2.1出力端子(TMDS対応)、DisplayPort 2.0出力端子×2を備える。ワイヤレス通信はWi-Fi 6E(※1)とBluetooth 5.2をサポートする。

(※1)9月24日現在、日本における6GHz帯での通信は非対応

Windows 10にも「バージョン22H2」が登場 10月から順次配信へ

 既報の通り、Microsoftは9月20日(米国太平洋夏時間)から「Windows 11 2022 Update(バージョン22H2)」の配信を開始した。

 同社の公式「Windows Experience Blog」に掲載された、Windows 11 2022 Updateの適用方法を告知するエントリーを良く見ると、Windows 10の「バージョン22H2」も10月から配信されることが告知されている。

配信告知
Windows 10にも「バージョン22H2」が配信される。

 Windows 10 バージョン22H2は現在、Windows 10 Insider Programの「Release Previewチャネル」(配信間近の新バージョンを先行テストできるチャネル)で配信されており、同プログラムの参加者(Insider)はISOイメージファイルのダウンロードも可能となっている。

 同バージョンの詳細は明らかとなっていないが、現行の「バージョン21H2」からの大幅な変更はなく、不具合の解消を中心とするマイナーアップデートになると思われる。

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