ニュース
2年前、ハイエンドGPUは10万円だった――GeForce RTX 4080が二の足を踏まれる理由:古田雄介のアキバPick UP!(3/4 ページ)
NVIDIAの新GPU「GeForce RTX 4080」を搭載したグラフィックスカードが多数登場した。ただし、初回の反響はRTX 4090搭載カードよりもずいぶん薄かった様子だ。その変化を知るために、新製品のレポートとともに数年前の店頭の空気感も振り返ってみよう。
Corsairから約30cmのライザーケーブルと薄型ファンが登場
グラフィックスカード関連では、CorsairからPCIe 4.0対応のライザーケーブル「Premium PCIe 4.0 x16 Extension Cable」が登場している。グラフィックスカードを垂直に配置する際に役立つL型タイプ(ケーブル長は約30cm)で、価格は1万3000円強となる。
PCIe 4.0対応のライザーケーブルは、全般的に注目度が高まっているという。TSUKUMO eX.は「グラフィックスカードを目立たせたいという人だけでなく、カードのたわみを防ぐ目的で買われていく人が増えています。最近のカードはクーラーが分厚くて重いですからね」と話していた。
同社からは厚さ15mmのスリムな12cmファン「AF120 SLIM」も売り出されている。ブラックとホワイトがあり、価格は4200円弱だ。「スリムファンはMini-ITXケースなどスペースが限られたところで需要がありますね。コンパクトケースでもCorsairでそろえたい人にお勧めです」(同店)
最後に、Razerの新製品を見ていこう。
関連記事
- 「後はアレだけ」と言われた「ROG MAXIMUS Z790」が店頭に並ぶ
Intel Z790チップセット搭載マザーボードのハイエンドクラスが登場する中で、多くのユーザーに入荷を待たれていたのが「ROG MAXIMUS Z790 EXTREME」と「同HERO」だ。今週、ついに両モデルの入荷を確認した。 - IntelのハイエンドGPU「Arc A770」搭載グラフィックスカードが店頭デビュー
Intelの「Arc A」シリーズ最上位モデルが、ようやく店頭に登場した。Intel Z790チップセット搭載マザーボードは、ソニックコラボモデルやギガバイトの10万円超モデルが加わり、ASUS JAPANからはMini-ITXのAMD X670Eマザーがデビューしている。 - GeForce RTX 4090やRTX 3080搭載グラフィックスカードの再入荷、続々
販売開始直後から1カ月近く品薄傾向が続いていた、GeForce RTX 4090搭載グラフィックスカードが複数店舗に複数モデルが再入荷していた。GeForce RTX 3080搭載カードの在庫も増えている。 - 「ハイエンドはASRockだけ順調」の声――20周年記念モデル「Z790 Taichi Carrara」が登場
ハイエンドモデルの飢餓感が増すIntel Z790チップセット搭載マザーボードだが、先週はASRockから10万円超クラスが登場している。一方で発売予定が遅れているメーカーもあり、ショップに入荷状況を尋ねるユーザーもちらほらいるという。 - Crucial P2 SSD 1TBが7980円!――TSUKUMO eX.22周年セール開催中
TSUKUMO eX.が11月6日まで22周年祭を開催し、各フロアに目玉商品をそろえている。パソコンSHOPアークも、自社BTOブランド「arkhive」2周年の記念セールを実施中だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.