17.3型の大画面を折りたたんで持ち歩けるフォルダブルPC「Zenbook 17 Fold OLED(UX9702AA)」で未来を先取り!:理想の体験へ一歩近づく!(1/4 ページ)
ASUS JAPANがCES 2022で発表したフォルダブルPCが、いよいよ日本でも発売された。実売で65万円近くする「ASUS Zenbook 17 Fold OLED(UX9702AA)」の実機を試した。
これまで数々の2画面PCをリリースするなど常に意欲的なチャレンジを続けているASUSTeKから、またもや画期的なPCが登場した。「ASUS Zenbook 17 Fold OLED(UX9702AA)」は、17.3型の大画面有機ELディスプレイを備えたフォルダブルPCだ。
開いて使えば17.3型の大画面タブレット、折りたたんでBluetoothキーボードを乗せれば12.5型のノートPCと、画面の折り曲げとキーボードの組み合わせにより、最大6種類のスタイルで使える画期的なギミックを備えている。
CPUにはIntel最新のCore i7-1250Uを搭載しており、しっかりと実用十分なパフォーマンスも期待できそうだ。発売前の試作機を入手したのでレビューしよう。
ASUS JAPANの「Zenbook 17 Fold OLED(UX9702AA)」は、17.3型タブレットとしても12.5型ノートPCとしても使えるフォルダブルPCだ。写真は、付属のBluetoothキーボードを装着したノートPCモードの状態
感動すら覚える17.3型の大画面ハイスペック有機ELディスプレイ
本機の最大の特徴は、折りたたみ可能な17.3型の大画面有機ELディスプレイを搭載していることだ。
パッケージから取り出してみると、まずその大きさに驚く。一般的にタブレットというと大きくても13型クラスで、多くは11型くらいのイメージが強いだけに、17.3型の大画面はインパクトが抜群だ。有機ELディスプレイならではの発色の美しさ、2560×1920ピクセルの解像度も相まって、なかなか感動的な体験だ。
背面にはキックスタンドを備えており、単体で自立することができる。自立させた様子も12型くらいのタブレットとは存在感がケタ違いで、未知の世界の体験という印象だ。
17.3型で2560×1920ピクセル(アスペクト比4:3)の有機ELディスプレイは迫力満点であり、感動的な臨場感と美しさだ。DisplayHDR 500 True Blackの基準を満たし、DCI-P3比100%の広色域をカバー、カラーサイエンス大手のPANTONE認証も取得している
次に、さまざまな利用スタイルを見ていこう。
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