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PFU製スキャナーのブランドが「富士通」から「リコー」に 4月から順次製品名に変更はなし

PFUが、主力商品の1つであるスキャナーのブランドを「富士通」から「リコー」に順次変更する。新たに同社の親会社となったリコーとの事業面でのシナジー効果を高めるための取り組みで、製品ブランドやラインアップに変更はない。

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 PFUは1月24日、現在「富士通」ブランドで展開しているスキャナー(ScanSnapなど)について、4月から順次「リコー」ブランドに変更することを発表した。グローバル市場におけるスキャナーの販売強化の一環で、ブランド変更によりPFUとリコーの相乗効果を高める狙いがある。

PFU
PFUが販売するスキャナーのブランドを「リコー」に順次変える

ブランド変更の概要

 現在、PFUは富士通ブランドでスキャナー製品を販売している。4月以降は、日本を含む全世界においてリコーブランドに変更する。ただし、ScanSnapを始めとする製品ブランドに変更はない

 現在生産中の商品は既にリコーブランド(ロゴ)に変更されているといい、売れ筋商品については切り替えのタイミングで早々にリコーブランドとなる可能性がある。メーカー在庫分についても、8月までにリコーブランドへの切り替えを完了する見通しだ。

PFU
現在生産中の製品については、従来富士通ロゴだった部分がリコーロゴに置き換わる

 製品のサポートは、引き続きPFUが提供する。富士通ブランドで販売された既存商品も同様だ。

村上清治社長
ブランド変更に当たって、PFUの村上清治社長からその狙いが説明された
2025年目標
新たに親会社となったリコーとのシナジー効果を通して、2025年度のスキャナー事業の売上高を約720億円に引き上げる計画だ

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