Amazonのスマートスピーカー「Echo Dot」が第5世代に スピーカーを大型化し温度センサーを新搭載
Amazonのコンパクトなスマートスピーカー「Echo Dotシリーズ」が第5世代となる。スピーカーの口径が10%増した他、新たに温度センサーを組み込んだことにより温度をトリガーとした空調のコントロールも可能となった。
アマゾンジャパン(Amazon)は2月14日、スマートスピーカー「Echo Dot」「Echo Dot with clock」の新モデル(第5世代)を発売する。Amazon.co.jpでは2月1日から販売予約を受け付けており、同サイトにおける税込み販売価格は、Echo Dotが7480円、Echo Dot with clockが8480円となる。両製品は、2月14日以降に一部の家電量販店でも販売される予定だ。
第5世代の製品は、先代と比べてスピーカーの口径が10%大きくなっている。Amazonによると、このことで「よりクリアなボーカル、より深い低音、そして鮮やかなサウンド」を楽しめるようになったという。
また、新たに温度センサーを搭載したことで、設定した室温を上回った(下回った)場合にAIエージェント「Amazon Alexa」に対応する空調の電源を自動的に入れるといった操作も可能となった(要設定)。
LEDディスプレイを搭載する「with clock」では、新たに天気アイコンやストリーミング再生中の楽曲の名前を表示できるようになった。ただし、日本語の表示はカタカナのみ対応する。
他の主なスペックは以下の通りとなる。
- スピーカー口径:44mm
- 無線LAN(Wi-Fi):IEEE 802.11ac/a/b/g/n対応
- Bluetooth:A2DPプロファイル/AVRCPプロファイル対応(※1)
- AIエージェント:Alexa対応
- スマートホーム:Wi-Fi、Bluetooth Low Energyによる制御に対応
(※1)Mac(macOSで稼働するデバイス)はAVRCPプロファイルによる制御に非対応。Bluetooth接続時にPINコードを要求するデバイスは接続不可
ボディーカラーは、Echo Dotがチャコール、グレイシャーホワイト、ディープシーブルーの3種類、Echo Dot with clockがグレイシャーホワイトとクラウドブルーの2種類から選べる。
Matterにも対応(Androidスマホ経由でのセットアップに限る)
Echo Dotシリーズの新モデル発表に合わせて、Amazonのスマートスピーカー/スマートディスプレイの一部製品がWi-Fi経由でスマートホームデバイスの標準規格「Matter」を利用できるようになった。ただし、2月1日時点においてMatter対応はAndroid版の「Amazon Alexaアプリ」でセットアップした場合に限られ、iOS版アプリでの対応は後日となる。
Matterに対応するスマートスピーカー/スマートディスプレイは以下の通り。
- Echo(第3世代以降)
- Echo Dot/Echo Dot with clock(第3世代以降)
- Echo Studio
- Echo Show 5(全世代)
- Echo Show 8(全世代)
- Echo Show 10(第3世代以降)
- Echo Show 15
- Echo Input
- Echo Flex
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