「GeForce RTX 40 Laptop×第13世代Core」でパワフル! GIGABYTEがゲーマー/クリエイター向けノートPCの新製品を披露(2/2 ページ)
台湾GIGABYTEが、2023年上半期に日本で発売する予定のゲーミングノートPCとクリエイター向けノートPCを披露した。一部は既に発売済みで、国内では未発表のモデルについては今後改めて正式発表される予定だ。
クリエイター向けの「AERO 14 OLED/16 OLED」
「AERO 14 OLED」は14型、「AERO 16 OLED」は16型の有機ELディスプレイ(OLED)を搭載するクリエイター向けのハイスペックノートPCだ。特にAERO 14 OLEDは独立GPUを搭載しながらも、厚さ約1.7cm/約1.49kgの薄型軽量ボディーを備えたことが特徴である。
AERO 14 OLEDはGeForce RTX 4050 Laptopを搭載しつつも薄型/軽量ボディーを実現した。日本では1モデルのみ展開される予定だ(写真は海外仕様で、日本向けモデルは日本語配列キーボードを搭載する)
CPUはCore i7-13700HまたはCore i9-13900H(AERO 16 OLEDの上位モデル)を搭載する。独立GPUはAERO 14 OLEDがGeForce RTX 4050 Laptopで、AERO 14 OLEDがGeForce RTX 4070 Laptopで、グラフィックスドライバーはクリエイター向けアプリに最適化された「NVIDIA Studioドライバー」をプリインストールしている。
メモリとストレージの構成は以下の通りだ。
- AERO 14 OLED
- メモリ:16GB LPDDR5(増設/換装不可)
- ストレージ:1TB M.2 SSD(PCI Express 4.0/空きスロットなし)
- AERO 16 OLED
- メモリスロット:DDR5 SO-DIMM×2(Core i7モデルは16GB×1/空きスロット1、Core i9モデルは16GB×2/空きスロットなし)
- ストレージ:1TB M.2 SSD(PCI Express 4.0/空きスロット1)
ディスプレイはの解像度は、AERO 14 OLEDが2880×1800ピクセル、AERO 16 OLEDが3840×2400ピクセルでいずれもアスペクト比16:10となっている。ゲーミングモデルとは異なり縦方向の比率を増やしたのは「仕事で利用することを想定したから」だという。
両モデルのディスプレイDisplayHDR 600 True Blackに準拠するHDR表示に対応し、DCI-P3の色域を100%カバーしている。出荷時にX-Riteカラーキャリブレーションを実施し、PANTONEによる色再現度認証も取得しているという。画面の輝度をセンサーで自動的に調整する機能も備えている。
ディスプレイの上部には、フルHD撮影と顔認証に対応するWebカメラを備えている。
ポート類はThunderbolt 4(USB4)端子×2、USB 3.2 Gen 1 Type-A端子、HDMI出力端子、イヤフォン/マイクコンボ端子とmicroSDメモリーカードスロットを備えている。AERO 16 OLEDについては、専用の電源入力端子も用意している。Thunderbolt 4端子はUSB PD(Power Delivery)による電源入力(最大100W)と、DisplayPort Alternate Modeによる映像出力にも対応する。ワイヤレス通信はWi-Fi 6EとBluetooth 5.2を利用可能だ。キーボードは日本語配列となるが、イベントではUS配列のものが展示されていた。
関連記事
- GIGABYTE、13世代Core i9+RTX 4090を搭載したハイエンド17型ゲーミングノートPC
GIGABYTE Technologyは、GeForce RTX 4090 Laptopを搭載した17.3型ゲーミングノートPC「AORUS 17X AZF-C5JP665JP」を発売した。 - ノートPC向け「GeForce RTX 40 Laptop」登場 搭載製品は2月8日から順次登場
新アーキテクチャ「Ada Lovelace」を採用するGPU「GeForce RTX 40シリーズ」が、ついにモバイル(ノートPC)向けにも展開される。従来アーキテクチャよりもパワフルながらも消費電力を抑えたことが特徴で、ノートPCにおけるゲーミングとクリエイティブ活動がさらにしやすくなるという。 - モバイル向け「第13世代Coreプロセッサ(Raptor Lake)」登場 新型エントリーCPUや一般デスクトップ向けCPUも追加
Intelがハイエンドデスクトップ向けを先行発表していた「第13世代Coreプロセッサ(Raptor Lake)」。その追加ラインアップが発表された。合わせて、エントリー向けの新型CPUも発表されている。【更新】 - GIGABYTE、Ryzen 5+RTX 3060を搭載したエントリー15.6型ゲーミングノート 実売12万8000円
台湾GIGABYTE Technologyは、Ryzen 5プロセッサを標準搭載したエントリー構成の15.6型ゲーミングノートPC「GIGABYTE A5 K1-AJP1030SB」を発売する。 - GIGABYTE、クリエイター向け16型ノート「AERO 16」にCore i9+RTX 3080 Ti搭載の最上位モデルを追加 実売61万6000円前後
台湾GIGABYTE Technologyは、同社製のクリエイター向け16型ノートPC「AERO 16」シリーズに第12世代Core i9を搭載した最上位モデルを追加した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.