PFUがリコーブランドのドキュメントスキャナー2製品を発売 小型タッチパネル付きモデルなど
PFUが、小型タッチパネルを備えたA4対応ドキュメントスキャナー「RICOH fi-8040」など2製品を発表した。いずれも「富士通」ブランドではなく「リコー」ブランドでの発売となる。
PFUは4月6日、小型タッチパネルを備えたA4対応ドキュメントスキャナー「RICOH fi-8040」、A6対応フラットベッドスキャナー「RICOH fi-70F」の2製品を発表、本日から順次販売を開始する。
ともにリコーブランドからは初となるスキャナー製品で、それぞれ業務用ドキュメントスキャナー「fi-7030」および小型フラットベッドスキャナー「fi-65F」の後継製品となっている。価格はそれぞれ6万4500円、4万8000円だ(いずれも税別)。
RICOH fi-8040は、A4判までに対応したADF搭載ドキュメントスキャナーで、本体前面に4.3型タッチパネルを内蔵。従来モデル比1.5倍となる40枚/分(80面/分)での高速読み取りを実現した。
接続インタフェースはUSB 3.2および有線LANをサポート、サーバソフト「PaperStream NX Manager」を用いることで業務アプリやクラウド連携を行うことが可能だ。
RICOH fi-70Fは、A6判に対応するフラットベッドスキャナーで、窓口業務などに向く小型設計を採用。スキャン速度を従来モデルから高速化しており、カラー時で1.3秒の高速スキャンが可能だ。
ブランド変更も開始 スキャナーは8月末までに切り替え完了見込み
同時にPFUは1月24日に発表した通り、同社製スキャナー製品の既存モデルをリコーブランドとして4月6日から順次提供を開始する(地域や機種、市場在庫状況などにより前後する)。同時にWebサイトのドメイン変更や商品カタログの改版も行っていく。
また、国内およびグローバルを含め、8月末までにはスキャナー製品の出荷を全てリコーブランドに切り替える予定だという。
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