「Minecraft」がChromebookに正式対応し大型アップデート「旅路と物語」も公開/さらばコルタナさん!:週末の「気になるニュース」一気読み!(2/3 ページ)
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、6月4日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
Macへのゲームの移植を支援する「Game Porting Toolkit」発表
Appleは6月6日(現地時間)、「WWDC23」においてWindowsゲームのMac(Apple Silicon搭載モデル)への移植をサポートする「Game Porting Toolkit」を発表した。
このツールキットは、キーボードやマウス、コントローラー、オーディオ、ネットワークなどのWindows APIをmacOS向けに変換できるもので、DirectX 12もサポートしている。仮想マシンを利用しなくとも、Windows向けのゲームタイトルをmacOSで動作させることが可能になるため、macOS向けのゲームリリースが増えていくかもしれない。
なお、WWDC23では、人気ゲーム「DEATH STRANDING DIRECTOR'S CUT」のMac版も発表されている。
WWDC23で次期macOS「Sonoma」のプレゼンテーションに登場したコジマプロダクションの小島秀夫氏。Mac App StoreではApple Silicon搭載Macで動作する「DEATH STRANDING DIRECTOR'S CUT」の予約が受付中で、2023年内の発売が予定されている
MicrosoftがWindows 11 Insiderでビルド23475を配信
Microsoftは6月7日(現地時間)、Windows InsiderのDevチャネル向けに「Windows 11 Insider Preview Build 23475」をリリースした。
本ビルドでは、エクスプローラーのホーム画面がWinUIを利用したものに更新された。「Azure Active Directory」(AAD)アカウントでサインインしたユーザーには、推奨ファイルのサムネイルがカルーセルとして表示される。
また、アドレスバーと検索ボックスも新しくなっており、ローカルフォルダーとクラウドフォルダーを自動認識する。OneDriveユーザーの場合、アドレスバーにOneDriveの同期ステータスと使用容量が表示されるようになる。
「Dynamic Lighting」の設定ページ。Acer/ASUSTeK/HP/HyperX/Logitec/RazerなどのメーカーがDynamic LightingでMicrosoftと提携している
他にも、ゲーミングデバイスなどのライティングを制御できる「Dynamic Lighting」が追加された。「HID LampArray」をサポートするデバイスで利用でき、リリース時点ではASUSTeKやRazerのキーボードとマウスが対応している。
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