日本でも「SwitchBot」が一時使えず AWS障害でスマートホーム製品にも影響
AWS障害が発生した影響で、日本国内でもスマートホームデバイス「SwitchBot」に不具合が生じている。
6月14日午前4時頃(日本時間)から、米Amazon Web Services(AWS)のクラウドサービスで障害が発生している。その影響で日本国内でもスマートホームデバイス「SwitchBot」に不具合が生じており、関連製品がうまく動かないという声がTwitterなどで相次いでいる。
AWSによれば、障害が発生しているのはUS-EAST-1リージョンという。記者の環境でも同日午前6時50分頃にインターネット接続が必要なSwitchBotのデバイスが動かない状況を確認した。
SwitchBotデバイスの多くは、専用アプリをインストールしたスマートフォンとBluetooth接続して直接操作できる。しかし、インターネット経由でデバイスを遠隔操作できる「SwitchBot ハブ2」といったデバイスと連携させていると、サーバ側で障害が発生したときに一部機能が使えなくなってしまう場合がある。
平日の早朝に不具合が発生したということもあり、Twitterでは「起床時の連携機能が動かなかった」「エアコンやサーキュレーターが操作できなかった」といった声が相次いだ。トレンドにはAWS障害とともにSwitchBotが表示されていた。
デバイスが近くにあればBluetoothで接続して操作できる。しかし、遠隔地からペットや家族の見守りに使っていたり、「Google Home」や「Amazon Alexa」から操作したりといったインターネット接続が前提の環境を整えている場合は注意が必要だ。
同日午前8時頃、SwitchBotの関連サービスが復旧しつつある。記者の環境で確認した。
【追記:2023年6月14日午前8時16分 SwitchBotが復旧した旨を追記しました。】
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