実は見た目よりもはるかにコンパクト! 「Google Nest Cam」(屋内用/電源アダプター式) を改めて使って分かったこと:山口真弘のスマートスピーカー暮らし(2/4 ページ)
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回はGoogle「Nest Cam」の屋内用/電源アダプター式を利用し、 屋内、屋外対応/バッテリー式との違いを確かめた。
みんな勘違いしている? 実はコンパクトなボディー
では、ざっと製品を見ていこう。ボディーはネットワークカメラによくある、カメラ本体と台座がアームによって連結された構造で、ボディーカラーはホワイトだ。パンチルト機能は搭載せず、固定画角となる。ちなみに画角は対角135度となっている。
画質は2メガピクセルで動画は最大1080pで30fps、ナイトビジョンなどの基本的な撮影機能はもちろん、マイクなどの機能も漏れなく搭載する。屋内用モデルということもあってか、この手のカメラには珍しくWi-Fiは5GHz帯にも対応している。
設置方法は、台座を使ってそのまま置くのはもちろんのこと、底面のパーツを取り外して付属ネジによる壁面や天井への固定にも対応している。固定方法はネジ止めのみということで、賃貸住宅での設置には一工夫する必要がある。
ボディーが非常にコンパクトなのも特徴だ。GoogleのNestシリーズの製品は、ホームページ上の写真ではサイズが非常に分かりにくいが、本製品はフォルムがよく似た屋外向けのバッテリー駆動モデルと比べてサイズが2回りほど小さく、市販の固定画角のネットワークカメラの中ではひときわコンパクトな部類に入る。
筆者自身、実機を目にするまではサイズについて勘違いをしていたくらいなので、ぜひ一度前述の比較写真などでサイズ感を把握してほしい。またGoogleには、サイズ感を相対的に把握できる写真を、製品ページに掲載してほしいと思う。
サイズ以外にもう1つ、本製品の実機に触れて驚くのがボディーの重さだ。ケーブルを含む公称値は約393g、本体だけでも実測で328gと、見た目よりもはるかに重い。本製品に近いコンセプトのAmazon「Ring Indoor Cam(第2世代)」が100g前後しかないのと比べると、ケーブルに引きずられないのは利点だが、重量があるだけに、壁面への取り付けはより慎重に行いたいところだ。
続いて、本製品を設定してみよう。
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