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税込み6万9800円! マウスコンピューターの低価格ノートPC「mouse A4-A3A01SR-A」は標準構成だとどこまで使える? 試して分かったこと(4/4 ページ)
14型ノートPCで税込み6万9800円〜という低価格なモデルが、マウスコンピューターの「mouse A4-A3A01SR-A」だ。注文時のBTOでスペックをカスタマイズできる本機は、標準構成でどの程度の実力を備えているのだろうか。
静音かつ低発熱で3年保証も魅力のロープライスPC!
mouse A4-A3A01SR-Aの最大の魅力は、7万円以下のロープライスだ。標準構成のままでは用途が限定されるが、BTOでメモリを16GBに、SSDを512GBにすれば、かなり活躍の場は広がる。そこまで強化してもまだ9万円でお釣りが来る。CPUの馬力がないが、そのぶん放熱設計には余裕があり、静音かつ低発熱であることも強調できる。
これくらいの性能なら中古でも……と思う人がいるかもしれない。ただし、このクラスの中古品だとWi-Fi 6には対応していないだろうし、液晶ディスプレイのバックライトやバッテリー、BIOS/UEFI設定を保持するためのボタン電池など、消耗品の劣化も不安要素だ。また、Windows 11のセキュリティ要件を満たせないものも多い。
その点、本製品を新品で購入する場合は、Windows 11の要件は当然クリアしており、パーツ消耗の不安はなく、購入してすぐWindows 11環境で利用できる。保証期間も標準で3年間と安心だ。普段使いのPCとして、劣化した古いPCからのリプレースなどに、低予算でPCを新調したい人にとっては注目の製品だろう。
なお、8月30日の午前10時59分まで開催される「ビックサマーセール 」で2000円オフとなっており、本機をさらに安く購入可能だ。
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