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コクヨの子供見守りIoTは家族コミュニケーション活性化に着目 スマホと連携する画面付き卓上型デバイスも登場(2/2 ページ)

保護者のスマートフォンに音声やメッセージなどを送信できる子供向けのIoTデバイス「はろもに」「はろぽち」の2製品をコクヨが発表した。

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 ハロファミは、Hello! Family.の各製品と組み合わせて使うことで、家族の居場所や移動経路、メッセージ、予定を一括で管理できるアプリだ。特に一人一人の状況をタイムライン形式で表示できるため、どんな1日を過ごしたかを把握しやすくなっている。さらにはろぽちを押した回数などに応じてバッジを獲得できるなど、子供が製品を使うモチベーションを高めるゲーミフィケーション的な要素もある。

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ハロファミアプリについて
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ハロファミアプリの「ステータス」画面

 先行して製品を使ったユーザーによれば、子供に“はろぽち”を自由に使わせてみたところ、「目が覚めたら押す」「兄弟で宿題競争、早く済ませた人が押す」「宿題着手時に押して、終わったら押す(タイム計測)」といった用途で使い始めたという。

 他にも、帰宅時に「宿題やった?」ではなく「宿題やったんだね」とポジティブなコミュニケーションにつなげるなど、通知が来たら子供を褒めるような機会を増やせるようになったという。

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ボタンを通じて、子供と保護者のタッチポイントが増える

 コクヨは、今後もHello! Family.の製品拡充やアプリ機能の強化などを通じて、保護者と子供のタッチポイントを増やし、安心の提供とともに家族の関わりや成長を促したいとしている。

 「監視でも管理でもない新しい見守りのかたちを実現する。家族で使ってコミュニケーションを活性化、可視化できるデバイスを目指している」(同社)

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