HPがPolyの音響技術を取り入れた個人向け2in1 PC「Spectre x360」の新モデルを発表 HP/Polyブランドの周辺機器も:CES 2024(2/2 ページ)
HPが、PCと周辺機器の新製品を発表した。この記事では、コンシューマー向けノートPCと、HP/Polyブランドの新製品の概要をお伝えする。
HP/Polyブランドの周辺機器の新製品
HPは自社ブランドの他、傘下のPlatronicsが手掛ける「Poly」ブランドの周辺機器の新製品も合わせて発表している。いずれもユーザーの「あらゆる活動に最適」になるように作られたという。この記事では、主な新製品を紹介する。
Poly Voyager Free 20 Wireless Earbuds(5月発売予定)
「Poly Voyager Free 20 Wireless Earbuds」は、アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能付きの完全ワイヤレスイヤフォンで、最長8時間の連続通話が可能となっている。「Poly Lens」アプリを使うことで、自分にピッタリなイヤチップのサイズを診断する機能も利用できる。付属のバッテリー付きケースはQi(チー)規格のワイヤレス充電にも対応する。
北米では5月の発売を予定しており、直販価格は149ドル(約2万5600円)となる。
HP 960 Ergonomic Wireless Keyboard(4月発売予定)
「HP 960 Ergonomic Wireless Keyboard」は、その名の通りエルゴノミック(人間工学を考慮した)デザイン採用のワイヤレスキーボードで、独自のUSBドングルとBluetoothの両方で接続できるようになっている。20個の「プログラマブルキー」(カスタマイズ可能なキー)と、“分離された”テンキーを備えることも特徴だ。
北米では4月の発売を予定しており、直販価格は119ドル(約1万7200円)となっている。
HP Series 5ディスプレイ(2024年春発売予定)
「HP Series 5」は、コンシューマー向けの外付けディスプレイの新シリーズとなる。23.8型が2モデル、27型が4モデル、31.5型が1モデル登場する予定で、いずれもパネルの解像度はフルHD(1920×1080ピクセル)で、最大リフレッシュレートは100Hzとなる。同じディスプレイを複数枚並べて使うことを意識したデザインも特徴だ。
北米では2024年春から順次発売される予定で、価格は発売が近付いた頃合いで改めて発表される。
その他周辺機器
その他、HPブランドからは以下の周辺機器が順次発売される。なお、いずれもマルチプラットフォーム対応をうたっており、Windows 10/11、macOS、ChromeOSでの稼働をサポートしている(一部デバイスはAndroid OSやiPadOSも対応)。また、記載の発売時期は北米におけるものとなる。
- HP 690 Rechargeable Wireless Mouse(発表と同時に発売)
- Qi(チー)規格のワイヤレス充電に対応したBluetoothマウス
- クリックボタン/スクロールホイールを含めて、7つのボタンを装備
- Bluetoothボタン以外のボタンは全てカスタマイズ可能
- スクロールホイールはチルト(横倒し)にも対応
- バッテリー(充電池)は内蔵式(USB Type-Cケーブルでの充電も可)
- 直販価格は59.99ドル(約8700円)
- HP 430 Programmable Wireless Keypad(発表と同時に発売)
- 5つのプログラマブルキーを備えるBluetoothテンキー
- プログラマブルキーを含めて最大9つのキーをカスタマイズ可能
- キースイッチはメカニカル式を採用
- 単三形(AAサイズ)電池1本で駆動稼働(最大24カ月利用可)
- 直販価格は49.99ドル(約7200円)
- HP 400 Backlit Wired Keyboard(発表と同時に発売)
- 有線(USB)接続のLEDバックライト付きキーボード
- ケーブルは着脱可能(USB Type-CケーブルとUSB Standard-Aドングルが付属)
- テンキー付きながらも横幅を抑えたデザイン
- 直販価格は49.99ドル
- HP USB-C Travel Hub G3(2月後半発売予定)
- 持ち運びを前提としたUSB Type-Cハブの第3世代
- USB 3.2 Gen 2 Type-C端子×1(※3)、USB 3.2 Gen 2 Standard-A端子×2、HDMI 2.0出力端子を装備
- 直販価格は69.99ドル(約1万100円)
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