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生成AIを使いこなす効果的な「プロンプト」の基本のキ 書き方のコツを日本マイクロソフトが説明(2/2 ページ)

日本マイクロソフトが、Copilotについて解説する記者向け説明会を実施。その中で、効果的なプロンプトを書くコツが紹介された。

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画像生成機能「Image Creator from Microsoft Designer」のコツ

 Copilotには、「Image Creator from Microsoft Designer」と呼ばれる画像生成機能も搭載されている。ここでも思い描く絵を生成するコツがあると篠塚氏は説明している。1つ目は「説明的な言葉を最低6つは入れる」、2つ目は「テーマやビジュアルスタイル、シーン、設定、画像の種類、照明の位置、カメラやレンズまで指示する」、そして3つ目が「比喩表現やユーモアといった文言を加える」というものだ。こうした補足をしっかりと行うことで、斬新で面白い画像が生成できるとしている。

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どのような画像を生成したいのか、しっかりと指示することで望んだ絵が出やすくなる

「人と話すようにインプットできる素晴らしさがある」

 篠塚氏はここまでに挙げたプロンプトのコツを紹介しながらも、「自由に使ってほしい」という思いが強いという。

 「Copilotのような生成AIの使い方のコツをここまで紹介してきましたが、そうするとユーザー側が『(コツとして)○○しなくてはいけない』と考えてしまう人も多いです。今回紹介したコツを使わなければ、答えが返ってこないというわけではありません。気軽に人と話すようにインプットできるのが、Copilotの素晴らしいところです」(篠塚氏)

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Copilotの代表的な活用例
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補足のヒント。1回の回答で終わらせるのではなく、プロンプトを何回も調整してみること、言葉遣いを丁寧にすること、ファクトチェックを行うことなどのコツがあるという
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