カバー込みで1kg以下！ 実売2万円前後の低価格も魅力！ 多摩電子工業の15.6型モバイルディスプレイを試す：モバイルディスプレイの道（3/3 ページ）

さまざまな選択肢が増えている15.6型のモバイルディスプレイで、今回は多摩電子工業の「TSK122K」を実際に試した。

[山口真弘，ITmedia]

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フィルターセットモデルも要チェック

　以上のように、至って普通のモバイルディスプレイに見えて、スタンド回りやポート配置を中心に、かなり癖が強い製品だ。ただ画面の視野角を除けば、モバイルディスプレイとして致命的な欠点があるわけではないので、価格次第ではあるものの、特に敬遠する必要はない。前述のように、縦向き設置が前提の場合だけ、慎重に判断した方がよいというくらいだ。

　何より本製品は国内メーカーが取り扱う製品ということもあって、日本語の取扱説明書もしっかりしており、1年保証も付属している。発売元の多摩電子工業は、コンビニで販売されているスマホ関係の充電グッズを多数手掛けており、サポート面での安心感はある。

　なお今回筆者が購入したモデルがそうなのだが、本製品は型番が微妙に異なる「XSK122K」という、画面保護フィルターとのセットモデルが用意されており、セールで2万円を切って販売されていることもある。価格次第ではあるが、思わぬ掘り出し物となる可能性もありそうだ。

今回筆者が購入したのは微妙に型番の異なる「XSK122K」で、TSK122Kに保護フィルターが付属していた。セットモデルという位置づけのようだ