ナゼか小型タブレットでお絵描きにハマりそう! NECPC「LAVIE Tab T14/T9」 の実機を試して分かった驚き:ある日のペン・ボード・ガジェット(1/4 ページ)
プロイラストレーターのrefeiaさんが、Androidタブレットの新作「LAVIE Tab T14/T9」の2モデルを試します。
こんにちは! refeiaです。
今日は巨大ハイエンドAndroidタブレットの夢を見ていきましょう。NECパーソナルコンピュータ(NECPC)から発売された14.5型モデル「LAVIE Tab T14」です。はっきりとハイエンドを志向したモデルで、エントリーからミドルスペックが多いAndroidタブレットの群れの中では、飛び抜けて目立つ製品です。
そして今回は、同時にお借りした8.8型モデル「LAVIE Tab T9」も見ておきたいと思います。よろしくお願いします!
混乱気味のシリーズラインアップ
Androidタブレットを購入検討したことがある身として、「LAVIE Tab T」シリーズと聞いたときに何を想像するでしょうか。概ね電子書籍〜動画鑑賞用ぐらいのエントリー機かミドルスペックぐらいまでという印象だと思います。
ですが、実際にはその中にハイエンド級のスペックのモデルがまぎれており、今回見ていく製品は両方とも、作り/スペック/用途ともに、他のタブレットとはハッキリと異なる立ち位置で作られています。それが他のモデルと同じように単にTシリーズになっていて、際立ったモデルとはすぐには分からないのはもったいないです。何かすぐ見分けのつく名前のつけ方なり、ブランドなりがあってほしい気がしています。
大型ハイエンドタブレット LAVIE Tab T14
気を取り直して、まずはT14を見ていきましょう。同社直販での価格は14万2780円(税込み、以下同様)で、主なスペックは以下の通りです。
全体としてハイエンドにふさわしいスペックの中でも14.5型のディスプレイは圧巻で、Appleの「12.9インチiPad Pro」よりも大きく、Samsung Electronicsの「Galaxy Tab S9 Ultra」(14.6型)に匹敵します。
また、最大出力68Wの充電器が付属しています。バッテリーが大きいせいで充電に時間がかかりがちという、大型タブレットあるあるの苦労をする心配がないのはうれしいところです。
続いて、周辺アクセサリーを見ていきます。
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