Intelのファウンドリ事業が2023年に1兆円を超す営業損失を計上/総合ベンチマークソフト「CrystalMark Retro」公開 「水晶碧」版も:週末の「気になるニュース」一気読み!(2/3 ページ)
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、3月31日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
Googleが変体仮名フォント「Noto Hentaigana」をリリース
米Googleは4月2日、Androidにおける日本語環境の改善の一環として、Noto Serif変体仮名フォント「Noto Serif Hentaigana」をリリースしたことを明らかにした。実際のリリースは2月27日に行われていたようだ。
「変体仮名」は平仮名の異体字だ。現在ではあまり使われていないが、そば屋の看板などでは目にすることがある。人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)によると、国立国語研究所のNINJAL変体仮名フォントなどを参考に、CODHやさまざまな専門家が協力して開発したという。
Unicode(ユニコード)に登録されている変体仮名(へんたいがな)286文字(U+1B001〜U+1B11E)をサポートしており、7種類のウェイトを提供している。Androidオープンソースプロジェクト(AOSP)にも追加されている。
ライセンスはSIL OPEN FONT LICENSE Version 1.1(OFL-1.1)で、個人/商用にかかわらず無償で利用できる。
Googleがファクトチェックに使える「このページ/画像の詳細」が日本語対応
米Googleは4月2日(現地時間)、International Fact-Checking Dayに合わせて「画像の詳細」および「このページの詳細」の2つの機能について、日本語を含む40カ国語で利用できるようになったと発表した。
「このページの詳細」は、Googleの検索結果でWebサイトの横にある縦の3点リーダーをクリックと表示される「この結果について」から表示できるもの。可能な場合はWikipediaでのWebサイトの説明や、Web上の他のユーザーがそのサイトについて述べたことなど、そのWebサイトに関する情報が表示される。これにより。Webサイトにアクセスする前に、そのサイトが信用できるかどうかを判断できるようになる。
「この画像について」も同様で、画像検索の結果から画像の横にある縦の3点リーダーをクリックすることで、その画像や類似の画像が最初に検索されたのはいつなのか、ニュースやファクトチェックサイトなど他の情報源がその画像について何と言っているのかを確認できる。また、利用可能な場合には、画像のメタデータも表示可能だ。
この他、ファクトチェック関連の機能としては、検索結果について独立したファクトチェック機関が既にファクトチェックを行っている場合には、そのプレビューが表示されるようになる。
また、Fact Check Explorerに画像をアップロードまたはURLをコピーすると、その画像がファクトチェックされているかどうかを確認できるようになった。APIも提供されており、自身のWebサイトで画像に関するファクトチェックを表示することもできる。
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