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「JBL Tune 310C USB」レビュー USB Type-C接続×ハイレゾ対応でAndroidスマホやiPhone 15シリーズにもお勧め!4000円弱で買えるのスゴい(1/2 ページ)

ハーマンインターナショナルが、4000円を切るハイレゾ対応USB Type-Cイヤフォンをリリースした。これが思った以上に良い製品だったので、その良さを伝えてみたいと思う。

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 既報の通り、ハーマンインターナショナルが2月22日、JBLブランドからUSB Type-C接続の有線イヤフォン「JBL Tune 310C USB」が発売された。日本ではブラックとホワイトの2色展開で、直販価格は3850円(税込み)だ。

 今回、同社から本製品のブラックモデルの提供を受けたので、その特徴をチェックしていこう。

パッケージ
JBL Tune 310C USB(ブラック)のパッケージ。詳細なスペックは後述するが、ハイレゾ再生に対応するUSB Type-Cイヤフォンが4000円弱で買えるのは良い時代になったと思う

つなぐだけで使える手軽さがいい!

 JBL Tune 310C USBは、USB Audioに準拠するDAC(Digital/Analog Converter)を内蔵している。USB Type-C端子を備える以下のデバイスで利用可能だ。

  • Windows PC(Windows 10/11)
  • Mac(macOS)
  • Androidスマートフォン/タブレット
  • iPhone
  • iPad
  • Nintendo Switch/Nintendo Switch Lite

 デバイスのUSB Type-C端子に接続すれば、OS標準のデバイスドライバーがインストールされ、すぐに利用できる状態になる。気軽に使えることはありがたい。

つなぐよ
USB Type-C端子を備える対応OS搭載デバイスとつなげば、すぐに使えるようになる

 パッケージにはイヤフォン本体の他、3サイズのイヤーチップ(S/M/L:※1)、保証書と安全シートが付属する。イヤーチップは、耳穴の大きさに合わせて変えるといいだろう。

(※1)出荷時はMチップがドライバーにあらかじめ取り付けられている

 イヤフォンのケーブルは途中から「L(左)」「R(右)」が分岐するタイプだ。どちらがどちらかを判別するのは、ドライバーの付け根にある表記を見るのがオーソドックスだが、あまり目立たないため人にとっては見逃してしまうかもしれない。「スリーボタンリモコンがある方がR側」と覚えておくと、より判別しやすいだろう。

付属品
付属品はシンプルだ
イヤピース
イヤピースはS/M/Lの3サイズが付属する(出荷時はイヤピースにMサイズが取り付けられている)

 その名の通り、スリーボタンリモコンには「音量アップ」「再生/一時停止(受話/終話)」「音量ダウン」の3つのボタンを備えている。リモコンにはマイクも付いているため、スマートフォンでの音声通話やビデオ会議にも利用可能だ。

 このイヤフォンのユニークなポイントとして、イヤフォンだけで「イコライザー(EQ)」を利用できる点がある。音量アップボタンと音量ダウンボタンを同時に2秒ほど押すと「Bass(低音強調)→Vocal(歌声強調)→Default(標準)」の3種類のEQがループするようになっており、イヤフォンを取り外しても設定は保存されるようになっている。

 細かい設定は行えないものの、デバイス側にEQ変更機能がない場合に役立つだろう。

リモコン
スリーボタンリモコンは、イヤフォンのR側に付いている。簡易ではあるが、EQ機能も備えている

 では、実際に使ってみてどうだったのか、所感を述べる。

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