アキバでは散りはじめた桜 それでも桜デザインが注目を集める理由:古田雄介の「アキバPickUp!」(1/4 ページ)
PowerColorのグラフィックスカード「Hellhound Sakura AMD Radeon RX 7800 XT 16GB GDDR6」が注目を集めている。秋葉原の桜は散り始めているが、売れ行きには影響する?
先週(4月7日週)、グラフィックスカード売り場の棚にはPowerColorのRadeon RX 7800 XT搭載カード「Hellhound Sakura AMD Radeon RX 7800 XT 16GB GDDR6」が新たに置かれていた。価格は10万2000円弱だ(税込み、以下同様)。GPUサポートステイが付属する「Limited Edition」も同時に売り出されており、こちらは10万6000円弱となる。
じわじわ支持を広げるホワイトとピンクのツートーンカラー
Hellhound Sakura AMD Radeon RX 7800 XT 16GB GDDR6はホワイトとピンクでカラーリングされており、細部に桜の花びらのデザインを添えているのが特徴だ。3連ファンは白またはピンクに発光する。
既に秋葉原の桜が散り始めていることを受けて「あと数日早ければ最高だったんですけどね。もっと北の方にあるお店ならジャストタイミングなのかも」とこぼすショップもあったが、おおむね好意的なコメントが多かった。
ドスパラ秋葉原本店は「ウチで展開している製品もそうですが、この組み合わせは季節を問わず割と安定した人気があるんですよね。ホワイトの差し色としてピンクを好む人は多いですし、そういう意味で通年いける製品だと思います」と話していた。
3月下旬にはSea Sonic Electronicsから桜カラーのATX電源「VERTEX GX-1000 Special Edition SAKURA」が売り出されており、こちらも好調という。ホワイトモデルが流行を作る中で、桜の存在感も増しているのかもしれない。
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