スポットライトも内蔵! 屋外監視に適したネットワークカメラを試す:山口真弘のスマートスピーカー暮らし(5/5 ページ)
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回はArloの屋外向けネットワークカメラの新モデルを試した。
本製品を選びたくなる何らかのプラスαがほしい
以上のように、ちょくちょく首をひねりたくなる挙動はあるのだが、機能自体は豊富に用意されている。他社の同等品の利用経験があると、不安定に感じることは少なからずあるはずだが、「こういうものか」と思って使えばそれほど問題はないだろう。
一方で、アクティビティゾーンが長方形でしか指定できなかったり、録画データの明るさが一定しなかったりと、そもそも機能が欠落していたり、不安定さがみられる点については、長期間使い込んでいくにつれて、使いづらいと感じる原因になる可能性はある。アップデートで修正されるのを期待しつつ、現時点では注意しておきたいところだ。
実売価格については、他社と比較して割高だった前回の屋内カメラと異なり、本製品は1万7980円(税込み、以下同様)と、ライト搭載の「Ring Spotlight Cam Plus」(2万4980円)と、ライトなしの「Ring Stick Up Cam Battery」(1万1980円)のほぼ中間にあたる。機能的にはちょうど中間なので、価格競争力は十分にあるといっていい。
一方で気になるのは有料のSecureプランで、カメラ台数無制限のプランが、Ringは月350円なのに対して、このArloは月999円。細かいサービスに違いがあるため一概に比較はできないが、RingはもちろんGoogleでも用意されているカメラの盗難補償サービスがArloには見当たらないのはマイナスだ。このあたりが納得できるのであれば、屋外カメラを選ぶに当たっての選択肢に加えておきたい製品だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
ここがちょっとヘン? ネットワーク対応「SwitchBot 屋外カメラ」を使い続けて分かったこと(後編)
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回は、SwitchBotの屋外カメラをじっくり使い込んだ上でのレポートをお届けしよう。
ライト内蔵の屋外用ネットワークカメラ「Ring Spotlight Cam Plus」をじっくり試して分かったこと
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回はRingのネットワークカメラ「Ring Spotlight Cam Plus」を長期使用して分かったことをまとめた。
Arloブランドの「Essential屋内用カメラ(第2世代)」を試す Ringの屋内カメラとの違いは?
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回は、Arloの屋内向けネットワークカメラの新モデルをチェックした。
ネットワークカメラの新しい選択肢! 球形ボディーの「SwitchBot 屋外カメラ」を使ってみた(前編)
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回はSwitchBotの屋外カメラを使ってみよう。
ライト内蔵の防犯ネットワークカメラ「Ring Spotlight Cam Plus」を設置してみた
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする連載。今回はRingの新製品「Ring Spotlight Cam Plus」を試してみた。
