サンワのペン型マウス「400-MAWBT202」を試す 充実の多機能、狭い場所で作業できる喜び(3/4 ページ)
作業スペースを思うように取れない場合、困るのはマウス操作だ。狭いと動かすのに難儀してイライラしてしまう。しかしペンタイプのマウスなら狭い場所でも意外なほどスイスイ操作できる。しかもスリムなので持ち運びにも便利だ。そんなペン型マウス「400-MAWBT202」を試した。
狭くても作業できる喜び
現場で検証ということで、タブレットPCとして使えるポータブルゲーミングPC「ONEXPLAYER 2」と、スリムなキーボード「EWiN キーボード」、そして400-MAWBT202を携えて、昼食がてらカフェで作業してみた。
座席はコンセントがあり、作業スペースとして許可されているカウンター席を利用した。他のカフェに比べて広いスペースが確保されているとはいえ、自宅やオフィスほどのスペースはない。
それでも、手首を動かす範囲だけでマウスカーソル操作ができるのはかなりありがたい。通常のマウスであれば、フットプリントが大きいこともあり2倍以上の作業スペースが必要になる。
ペン先を押し込んで行うクリック操作も自然だと感じた。使い始めて15分ほどは、マウスを使い始めたばかりの人のように、クリック操作時にカーソルを動かしてしまい、狙った場所をクリックできずにいたが、動きの癖に慣れてからは、問題なく操作できるようになった。
ホイールボタンによるスクロールも行いやすい。くるくる回すのが面倒なときには、ホイールクリックでスクロールモードにしておき、400-MAWBT202を上下/左右に動かす操作方法が楽だと感じた。
ワンクリックでダブルクリックできるボタンがあるのも使いやすい。もちろん、ペン先を素早く2回、作業面に押し付ければいいのだが、1度で済ませる方がブレによる失敗を減らすのに効果的だ。
右利き用にデザインされている400-MAWBT202だが、左手でも不自由なく使えたということは大きな声で言いたい。唯一、シンメトリーではないボタンがダブルクリックボタンの位置なのだが、利用前に想定していた通り、中指の第一関節から先で問題なく操作できることを確認した。
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