スマート家電音痴でも手軽に節電? 石ころデザインのスマートリモコン「Nature Remo Lapis」登場(4/4 ページ)
Natureが、新型スマートリモコン「Nature Remo Lapis」を発表した。累計販売台数65万台を記録した「Nature Remo」のデザインと機能を大幅に刷新した新モデルで、想定販売価格は7980円となる。
「auでんき」とのコラボレーションサービスも
Nature Remo Lapisの発表に合わせて、Natureとauエネルギー&ライフは、共同提供の新サービス「スマート節電 with Nature Green」を発表した。「auでんき」のユーザー向けのオプションサービスで、月額550円を支払うことでNature Remo Lapisを1台無料で利用できる。
このサービスでは、「auでんきアプリ」とNature Remo Lapisを連携させることで、アプリから電気料金を確認/予測したり、節電効果を確認したりできる。
auエネルギー&ライフの吉岡尉登副社長は「自社のみでサービス事業展開をしていくのではなく、パートナーとサービスを共創する文化がある」とした上で、「エネルギーの価格が上昇している状態において、節電により直接、電気料金の値下げにつなげることで、ユーザーの家計を応援していく、というコンセプト」のもと、本サービスの提供に至ったと説明した。
吉岡副社長は、本サービスの提供にとどまらず「事前に550円以上の節電効果が出るのかをシミュレーションできるサイトを準備している」ことも明らかにした。
Natureの塩出氏は「auエネルギー&ライフが保有している“電力の実際の消費データ”に意味がある」と語り、auエネルギー&ライフとの提携により「Nature Remoシリーズ単体で取得できない、具体的な(電力)消費データをユーザーに提示できる」とのメリットを示した。
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