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電子黒板からカラー電子ペーパーまで、次の教育ICTには何が採用される? 最先端が分かる「EDIX 東京 2024」で各社のブースを見てきた(6/7 ページ)
EDIX 東京 2024は教育関連のICTに直接触れられる貴重な展示会だ。注目の展示を記事で紹介する。
TP-LINKは、Wi-Fi 7対応製品を含むネットワーク機器を多数展示
TP-LINKは、本社をシンガポールに置くネットワーク機器メーカーであり、特に無線LAN機器では世界トップのシェアを誇る。EDIXのTP-LINKブースでは、最新のWi-Fi 7対応無線LAN製品からメッシュルーター、監視用ネットワークカメラまで、さまざまなネットワーク機器が展示されていた。
TP-LINKは、最新の「Wi-Fi 7×マルチギガ環境」を推進していくというメッセージを掲げ、Wi-Fi 7に対応した無線LANアクセスポイントやマルチギガ対応スイッチなどを展示していた。屋外用無線LANアクセスポイントやコンセント埋め込み型無線LANアクセスポイントなど、さまざまな形態の無線LANアクセスポイントをそろえていることもTP-LINKの強みだ。
複数のアクセスポイントでメッシュを作るメッシュルーター「Decoシリーズ」についても、Wi-Fi 7に対応した新製品や、5GまたはPoEに対応した製品を展示していた。さらに、ネットワーク対応監視カメラを利用して学校内の監視を行うソリューションもアピールしていた。
左は屋外用無線LANアクセスポイント「EAP650-Outdoor」、中央はWi-Fi 7に対応した無線LANアクセスポイント「EAP773」、右はコンセント埋め込み型無線LANアクセスポイント「EAP615-WE」
左からトライバンドメッシュWi-Fi 7ルーター「Deco BE85」、5G対応メッシュWi-Fi 6ホームルーター「Deco X50-5G」、 PoE対応メッシュWi-Fi 6システム「Deco 50-PoE」、メッシュWi-Fi 6システム「Deco X50」
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