新型「Surface Laptop」を開封 本体同色の外箱からも気合いが伝わってくるSnapdragon X搭載の“Copilot+ PC”(1/4 ページ)
発売日に購入した「Surface Laptop(第7世代)」の開封レポートをお届け。本体同色の外箱が採用されており、気合いは十分だ。
2024年6月18日に日本マイクロソフトが発売したCopilot+ PC「Surface Laptop(第7世代)」──搭載しているSoCの「Snapdragon X」シリーズは、発表時からそのパフォーマンスの高さに注目が集まっていただけあって、筆者個人としても「まだかまだか」と指折り数えながら発売を待っていたものだ。
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今回、晴れて発売日に13.8型の「Surface Laptop(第7世代)」を購入できたので、これから複数回にわたってSnapdragon Xシリーズを搭載した新しいSurface Laptopの魅力に迫っていきたい。
Microsoftの「Copilot+ PC」への力の入れようを感じさせる“Microsoftらしさのない”パッケージ
記事冒頭で紹介した写真の通り、Surface Laptop(第7世代)は選択したカラーモデルごとにパッケージ色が変わっており、往年のMicrosoftからは想像できない仕上がりとなっている。
手元に届いた外箱はよくある茶箱だったのだが、開けてみるとビックリ、今回選定したサファイアモデルを連想させる、淡い水色のパッケージがお目見えした。
外装だけでなく、内部のパッケージも同じ色を採用するこだわりに度肝を抜かされた。ArmアーキテクチャPCの対抗馬と言えば、Apple Siliconを搭載したMacBookが挙げられるが、こちらはパッケージも含めてスタイリッシュに仕上がっている。こうしてみると、明らかにMacBookを意識しているように見受けられ、性能だけでなく製品全体のイメージも含めてMacBookに対抗馬としてぶつけてきているなと感じさせられる。
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