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インテルブースは「Core Ultra 200V搭載ノートPC」と「謎のCPU用マザーボード」など見どころたくさん東京ゲームショウ2024(3/3 ページ)

PCゲーミングが広がりを見せる中、東京ゲームショウ2024でもPC関連のブースが増えている。ある意味でPCゲーミングを“下支え”しているインテルも、4年連続でブース展示を行っている。

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「謎のCPU」用マザーボードや「謎のグラボ」の展示も

 あえて後回しにしたのだが、パーソナルエリアの背後にもパーツメーカーのカスタムPCが展示されている。

 このコーナーにはMSIとASRockの担当者が組んだ自作PCが展示されている……のだが、その上方に目を向けると“謎の展示”がある。

MSI
MSIの担当者が構築したカスタムPC。BTOビルダーが組み立てたカスタムPCもそうなのだが、シースルーパネルを使うことを前提に、ピラーレスケースを使いたがる人は増えているようだ
ASRock
こちらはASRockの担当者が構築したカスタムPC。こちらはグラフィックスカードもIntel Arc A770 Graphicsで“ガチインテル”な仕様となっている

 1つは、フロム・ソフトウェアの「ELDEN RING(エルデンリング)」とコラボレーションしたIntel Arc A770 Graphicsだ。「見たことないな……」と思ったら、こちらは中国でのみ販売されている製品で、日本を含む他国では売っていないという。

 「面白いグラボ」ということで、今回の東京ゲームショウに合わせて展示することになったという。

グラボ
中国限定販売のArc A770 GraphicsのELDEN RINGコラボレーションモデル。パッケージとカードのプレートにデザインが施されているが、中国以外での販売計画はないという

 もう1つは、4枚の「次世代マザーボード」だ。ASUS JAPAN、ASRock、ギガバイト、MSIから各1枚ずつ出展されていた。いずれも「COMPUTEX TAIPEI 2024」において各社が展示していたもので、2024年内に発売を予定しているデスクトップ向けCore Ultraプロセッサ(開発コード名:Arrow Lake)向けの製品だと思われる。

ASUS
ASUS JAPANの「次世代マザーボード」は、ROG Maximusの新モデルのようだが、表面に各種端子が見当たらないため、裏配線に最適化されているようだ
ポート回り
ROG Maximusの新モデルのバックパネルのポート類。Wi-Fi 7(IEEE 802.11be)に対応する他、2.5GBASE-Tポートもオンボードで搭載しているようだ。Thunderboltポートのリビジョンは不明だが、少なくともThunderbolt 4には対応していると思われる
ASRock
ASRockの「次世代マザーボード」は、「Z890 TAICHI AQUA」と刻まれているため、TAICHI AQUAの新モデルだと思われる
ポート回り
TAICHI AQUAの新モデルのバックパネルのポート類。こちらもWi-Fi 7に対応し、Thunderbolt端子も備えている。2.5GBASE-Tポートに加えて10GBASE-Tポートもオンボードで備えているので、より高速なインターネット回線を生かしやすい。写真を撮った後に気付いたのだが、USB端子が全てUSB Type-Cになっている
MSI
MSIの次世代マザーボードはMAGブランドのものだ
ポート回り
MSIの新マザーボードもWi-Fi 7に対応し、とThunderbolt端子を備える。有線LANは2.5GBASE-Tポートに加えて5GBASE-Tポートを備えている
Gigabyte
ギガバイトの「次世代マザーボード」は、AORUSブランドの白色だ。よく見ると「Z890 AORUS PRO ICE」とモデル名が刻まれている
ポート回り
ギガバイトの新マザーボードのポート回り。Wi-Fiアンテナの端子を備えているが、対応規格は分からない。Thunderbolt端子は2基備えている

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