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PCゲーミングが熱い! 2画面PCや8TB SSD、さらには未発表モデルまで見られる注目ブースをチェック!東京ゲームショウ2024(2/4 ページ)

9月29日まで幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催中の「東京ゲームショウ2024」(TGS2024)では、ゲームソフトだけでなく、それを遊び倒すためにひつようなさまざまなハードウェアも展示されている。この記事では、主要なPC本体/パーツのメーカーのブースの様子を紹介する。

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サードウェーブ:「ゲーマー」と「開発者」の両方を視野に入れた展示

 「ドスパラ」ブランドで自作パーツ主体のPCショップを展開する一方で、「THIRDWAVE」「GALLERIA」「raytrek」の3ブランドで完成品PC事業も手掛けるサードウェーブは、ゲーマーと開発者の両方を視野に入れたブース展示を行っている。

サードウェーブブース
GALLERIAを前面に出したサードウェーブブース

 場所が場所だけに、展示の中心はGALLERIAブランドのゲーミング/個人クリエイター向け製品だ。プロゲーマーやプロチームとコラボレーションしたモデルを含め、さまざまなモデルが展示されている。

GALLERIA
GALLERIAブランドのゲーミング/クリエイター向けPCは、デスクトップモデルを中心にさまざまな機種が展示されている
デザインアンケート
GALLERIAのデスクトップモデルは、今後ボディー(ケース)のデザインを変更することを予定している。ブースでは、それに伴うオンラインアンケートを募っていた
コラボ
プロゲーマーやプロチームとのコラボレーションモデルの展示もある

 少し風変わりなものとして、今後のGALLERIAで採用する予定の新型CPUファンの展示もあった。高性能なCPUやGPUをよりコンパクトなケースに収めるために開発したそうで、水冷機構を載せることによる“制約”を減らすために企画/開発しているのだという。

展示
今後のGALLERIAに搭載することを前提に開発を進めている新型冷却ファン
実働サンプル
新型CPUファンの実働サンプル。高性能なCPUを空冷で、しかもコンパクトなボディーに収めることが目標だ

 TGS2024には、ゲームメーカーの関係者も多く来場する。そのこともあり、ビジネス寄りとなるTHIRDWAVE/raytrekブランドの製品も展示されている。

raytrek Workstation N8630 Max
オンプレミス(ローカル)での機械学習や生成AIの利用など、ハイエンドな演算を求められる業務向けの「raytrek Workstation N8630」。写真は「NVIDIA RTX 6000 Ada」を4枚載せた構成で、標準価格は1000万円を超える
法人向け
THIRDWAVEブランドの法人向けノートPCも展示されている

 なお、サードウェーブは米Intelのアライアンスパートナープログラムのアワードプログラムにおいて、2024年度のOEM/ODM部門の「Outstanding Growth(飛び抜けた成長)」賞を受賞している。9月26日(ビジネスデイ第1日目)には、その授与式が同ブースで行われた。

授賞式
9月26日にサードウェーブブースで行われた授賞式の様子。左がインテル(Intel日本法人)の大野誠社長、右がサードウェーブの井田晶也社長

マウスコンピューター:ブースは小さいが遭遇率が高い?

 「G-Tune」ブランドでゲーミングPCを展開するマウスコンピューターもTGS2024にブース出展している。ただ、そのブースは筆者が想像していたよりもコンパクトだった。

マウスコンピューター
マウスコンピューターブース

 実は、マウスコンピューターは複数のゲームメーカーや周辺機器メーカーに機材を貸し出しており、メーカーのブースに行くとG-Tuneを多く見かける。自社ブースは、ある意味での“集大成”で、他社ブースに展示されているG-Tuneを詳しく紹介する役割をになっている。

 「どうやってブースに来てもらうの?」というところだが、G-Tuneを展示している他社ブース(一部)には「大抽選会」の台紙とスタンプがあり、スタンプを集めてからマウスコンピューターブースに行くと抽選でiiyamaブランドのゲーミングディスプレイをプレゼントするという仕組みを取っている。これは賢い。

G-Tune
こちらは、別の記事で紹介したSteelseriesブースに展示されていた「G-Tune DG-I5G60」。マウスコンピューターは自社ブースを大きく構えるのではなく、他社のブースにG-Tuneを多数展示する戦術を取っている
G-Tune
G-Tuneを展示している一部のブースにはこのようなスタンプ台があり、スタンプを集めてからマウスコンピューターブースに行くと、景品が当たる抽選に参加できる仕組みだ

 ブースには、他社ブースでスタンプを集めてきたとおぼしき人が多数訪れていた。ここまで来ると、G-Tuneについてマウスコンピューターの担当者から直接話を聞ける。抽選が終わったらすぐに立ち去る人はほとんどなく、他社ブースで見かけたG-Tuneについて熱心に質問している人が多いのが印象的だった。

FG-A7G7A
プロゲーマーの利用を想定したハイエンドデスクトップ「G-Tune FG-A7G7A」
P5-I7G60WT-B
「G-Tune P5-I7G60WT-B」は、最近ニーズの高いホワイトカラーをまとった14型ノートPCだ。写真はロジクール製のヘッドセット「Logicool G735WL」とワイヤレスマウス「Logicool G705WL」が付属する「オーロラセット」となる
でぶチョコボ
「ファイナルファンタジーXIV:黄金のレガシー」推奨モデル(G-Tune H6-I9G80BK-B)を買うと、もれなく「初代でぶチョコボぬいぐるみ」がプレゼントされるとのことで、その実物も展示されていた

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