じわりと広がる木目ブーム! Fractal Designなど複数メーカーがPCケースを投入:古田雄介の「アキバPickUp!」(2/4 ページ)
先週はPCケースの新製品、特に木製パネルをビジュアルの要とした小型ケースの新製品が目立っていた。光モノとは別に、木目もじわじわと支持を広げている。
JONSBOからもウッドを使ったPCケースが3モデル登場
ウッドを使ったPCケースを3モデル投入したのが、JONSBO SHENZHEN TECHNOLOGYだ。
ピラーレス構造を採用した「TK-0」は、フロントの右側に木版パネルを組み込んでいる。高さ135mmまでのCPUクーラーや長さ230mmまでのグラフィックスカードを搭載できる仕様で、スタンドの付け替えによって90度回転させた横置きも選べる。サイズは約235(幅)×250(奥行き)×280(高さ)mmで、ブラックとホワイトがあり、価格はともに3万円弱だ。
同じくMini-ITXサイズの「T6」は、フロント下部に木版をあしらうデザインを採用する。マザーボードを180度回転して固定する仕様で、サイズは約185(幅)×223(奥行き)×332(高さ)mmとなる。高さ159mmまでのCPUクーラーや、長さ215mmまでのグラフィックスカードが組み込める。また、木目仕上げのハンドルも付属しており、フロントに固定してヘッドフォン掛けにしたりもできる。ブラックとホワイトがあり、価格はともに3万円弱だ。
他にも、6台の3.5インチHDDと2台の2.5インチドライブを下層に組み込めるNAS向けのmicroATXケース「N4」も登場している。フロント上部に木版を採用しており、サイズは約286(幅)×300(奥行き)×228(高さ)mmとなる。こちらはブラックのみが出回っており、価格は2万4000円弱だ。
3モデルとも入荷したオリオスペックは「木材を使ったデザインは欧米ではエコの観点からも評価されていて、世界中で需要があるようです。国内でも見た目の美しさからどれも人気が出そうですね」と話していた。
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