Raspberry PiブランドのM.2 SSDが登場/ASUSとGIGABYTEがThunderbolt 5対応拡張カードを発表:週末の「気になるニュース」一気読み!(1/3 ページ)
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、10月20日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、10月20日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
Raspberry PiブランドのM.2 SSDが登場
英Raspberry Pi財団は10月23日(現地時間)、Raspberry PiブランドのNVMe SSD「Raspberry Pi SSD」を発売した。容量は256GBと512GBの2種類で、価格はそれぞれ順に30ドルと45ドルだ。M.2 NVMe SSD装着用の拡張基盤「M.2 HAT+」とのセットも用意されている。
SSDの仕様はM.2 2230フォームファクターで、PCI Express 3.0規格に準拠している。
2023年9月にリリースされたRaspberry Pi 5は、PCI Express 2.0に対応し、イーサネットアダプターからAIアクセラレーター、グラフィックスカードなど、さまざまな拡張に活用されてきたが、PCI Expressポートの最も一般的な使用例はNVMe SSDを接続することだったという。
ASUSとGIGABYTEがThunderbolt 5対応拡張カードを発表
ASUSTeK Computer(ASUS)とGIGABYTEは、Thunderbolt 5ポートを搭載する拡張カード「ThunderboltEX 5」と「THUNDERBOLTS 5」を発表した。
Thunderbolt 5は、9月に発表された次世代規格だ。Thunderbolt 4の3倍となる最大120Gbpsの転送速度を実現する。また、給電規格に関しても、USB PD EPR(最大240W)をサポートしている。
ASUSのThunderboltEX 5は、2基のThunderbolt 5ポートと3基のMini DisplayPortを搭載している。Thunderbolt 5は最大130Wの給電に対応する他、最大120Gbpsの通信に対応する。デイジーチェーンで最大5台のThunderboltデバイス接続もサポートする。
GIGABYTEのTHUNDERBOLTS 5も2基のThunderbolt 5ポートと3基のMini DisplayPortを搭載している。双方向で最大毎秒80GB、単方向で最大毎秒120GBの帯域幅に対応する。給電能力はUSB PD3.1に対応し最大100Wとなっている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
ArmがQualcommに「アーキテクチャライセンス」の契約解除を予告 スマホやPCに及ぼす影響は? 両社の見解は?
Armが、Qualcommに対して「アーキテクチャライセンス」の解除を予告した。交渉がまとまらない場合、約2カ月後にQualcommはArmアーキテクチャに基づく製品を開発/製造できなくなるが、そうなると何が起こるのか? 両社の見解(ステートメント)と合わせてお伝えする。
Intelの新型「Core Ultra 200Sプロセッサ」は何がすごい? 試して分かった設計方針の成果と限界
Intelのデスクトップ向け最新CPU「Core Ultra 200Sプロセッサ」のアンロック対応版が発売された。ハイパースレッディング非対応であることなど、そのパフォーマンスがいかほどのものか気になる人もいるだろう。この記事では、Core Ultra 5 245K(実売価格6万円程度)とCore Ultra 9 285K(実売価格11万6000円程度)の実力をチェックしていく。
まもなく発売の「Core Ultra 200Sプロセッサ(アンロック版)」 レビューキットを写真でチェック
日本でも10月25日に発売されるCore Ultra 200Sプロセッサのアンロック版。発売を前に、編集部にレビューキットが届いたので、その内容をチェックしていこう。
スチームパンクな見た目と磁気センサースイッチ、ラピトリ対応が魅力のキーボード「NuPhy Field75 HE」をチェック
「NuPhy Field75 HE」は見た目だけじゃない? 実機を試してみた。
Thunderbolt 5や5型液晶ディスプレイ搭載! ASUSが「Core Ultra 200S」シリーズ対応マザーをお披露目
ASUS JAPANがIntelの新型CPU「Core Ultra 200Sシリーズ」の発売に合わせて、合計14製品のマザーボードを明らかにした。ここでは各製品の特徴や価格などを、実機を交えて紹介しよう。


