子ども目線の「Dynabook Chromebook C70」が12月上旬登場 教育機関への導入を想定した法人向けモデル
Dynabookが投入を予告していたデタッチャブル式2in1 Chromebookの詳細を発表した。法人向けモデルで、教育市場をメインターゲットに据えている。
Dynabookは11月20日、4月に発表したデタッチャブル式2in1「Dynabook Chromebook C70」を12月上旬に発売することを発表した。教育機関を始めとする法人向けモデルで、価格はオープン設定だが、標準構成では5万5000円以内に収まるようになっているという。
本製品は「GIGAスクール構想」の要件を満たすスペックを備えており、主に小・中学校における利用を想定して開発が進められたという。
SoCはMediaTekの「Kompanio 520」で、メインメモリは8GB(LPDDR4X-3733)、ストレージは32GBのフラッシュメモリを備える。なお、カスタムメイド(CTO)オプションとして、メインメモリを4GBから8GBに、ストレージを32GBから64GBに変更することも可能だ。
ディスプレイは1280×800ピクセルの10.1型液晶で、タッチ操作とペン入力に対応する。充電式のアクティブペンが付属しているので、ペンは別途購入する必要はない。アクティブペンの充電は、キーボード側の専用ポートで行える。
ポート類は、本体の左側面にUSB 3.2 Gen 1 Standard-A端子、USB 3.2 Gen 1 Type-C端子×2とイヤフォン/マイク端子を、右側面にmicroSDメモリーカードスロットを備えている。
無線通信はWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)とBluetooth 5.2に対応している。CTOオプションとしてLTEモジュールを内蔵することも可能で、内蔵した場合はmicroSDメモリーカードスロットがnanoSIMスロットとの兼用となる。
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