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Windows 3.1からWindows 7までの起動音コレクション、Xで公開/NVIDIAアプリでゲームパフォーマンスが低下する不具合 回避策あり週末の「気になるニュース」一気読み!(2/3 ページ)

うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、12月15日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!

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Googleが2024年最後の「ChromeOS」安定版をリリース

 Googleは12月14日(現地時間)、ChromeOSの最新安定版「ChromeOS M131」をリリースした。ChromeOSは、週ごとに安定版がリリースされているので、ChromeOS M131が2024年最後の安定版となる。

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ChromeOSの最新安定版となるChromeOS M131がリリースされた

 本バージョンでは、以下のような機能が追加されている。

Quick Answersのスタイルを刷新

 Quick Answersは、ChromeOS向けのGenAI搭載の読み取りアシスタントだ。WebページやPDFドキュメントに関する分析情報をユーザーに提供する。ChromeOS 131では、このQuick Answerのスタイルが更新された。

ChromeOSの安全なリセット

 ChromeOSの動作が不安定になった場合、従来は工場出荷状態へのリセット(Powerwash)が必要だったが、ChromeOS 131では、「Safty reset」という機能が追加され、初期化することなく既知の良好な状態に戻すことができる。具体的には、以下のアクションが実行されるとのこと。

  • Chromeの設定とChromeのショートカットをリセット
  • 拡張機能を無効にする
  • クッキーやその他の一時的なサイトデータを削除(ブックマーク、履歴、保存されたパスワードは対象外)
  • フラッシュ通知

 画面の隅に表示される通知を見逃してしまう場合、通知が届くたびに画面をフラッシュできるようになった。聴覚に障害があり通知音に気が付けない、画面拡大機能で頻繁にズームインしているユーザーに特に便利だとしている。

「PowerToys」の最新版v0.87登場 高度なAIを利用可能に

 Microsoftは12月17日、パワーユーザー向けの公式ユーティリティーツール「PowerToys」の最新版、バージョン0.87.0をリリースした。20日にはバグ修正版の0.87.1もリリースされている。本バージョンでは、高度なクリップボード拡張ユーティリティー「Advanced Paste」に「Advanced AI(高度なAI)」という新機能が追加されている。

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PowerToysの最新版0.87.1がリリースされた。高度なAIを利用したクリップボードにコピーした画像からテキストを読み取る機能などが追加されている

 Advanced Pasteは、クリップボードにコピーされたテキストをユーザーが指定する形式で貼り付けられるという機能だ。加えて「AIによる貼り付け」を有効にしてOpenAIから取得したAPIキーを登録すると、クリップボードにコピーした長いテキストを要約したり、翻訳したり、特定のスタイルに変換したりといったことが可能になる。

 Advanced AI(高度なAI)は、それをさらに拡張するもので、AIによる貼り付けを行う際に、複数の変換を順番に実行するチェーンを定義したり、画像やファイルを操作したりできる。以下のようなことを実行可能だ。

  • 画像などのテキスト以外の入力を操作
  • ファイルのようなテキスト以外の出力を生成
  • 複数のアクションを連結し、順番に実行する。例えば「画像をテキストに変換」→「テキストをJSONテキストに変換」→「JSONテキストをtxtファイルに変換」といったことができる
  • 意味のある、AIによって生成されたエラーメッセージを生成する。例えば「クリップボードにコピーされた画像にあるテキストをOCRで読み取り、それをフランス語に翻訳し、txtファイルとして保存する」という指示を行える

 この他、ワークスペースで新しいウィンドウを作成する代わりに既存のウィンドウに移動機能の追加、マウスジャンプのポップアップUIの外観カスタマイズ機能などが追加されている。

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