「フリーランスはつらいよ」「いや、つよいよ!」 PFUが開催したイベントで当事者に聞いてきた(3/4 ページ)
ScanSnapシリーズを手がけるPFUが、2月1日〜2日にかけて、「フリーランスはつらいよ」展示会を開催した。これはフリーランスから募集したなかなか人に言えない「本音」を紹介するというものだ。どのような内容なのか、潜入レポートをお届けする。
フリーランスは“つよい”?
会場で壁が途切れたところから、フリーランスの語る本音の内容に変化が見られるようになる。よく見ると、パネルの下の文字が「フリーランスはつらいよ」から「フリーランスはつよいよ」に書き換えられているのだ。
ここからは、フリーランスになって良かったこと、「フリーランス、最強!」というフリーランスの本音が展示されている。こちらも紹介してみよう。
「労働基準法を無視して働ける。」
家事で中断されることはあるが、フリーランスになれば1日12時間でも16時間でも、20時間でも働ける。一般的な会社勤めではこうはいかない。もっと働きたいという欲求を満たせないのだ。
しかし、フリーランスに労働基準法は適用されない。働き放題だ。オールナイトで仕事を終わらせたときの達成感と爽快感と解放感――これを味わえるのがフリーランスの醍醐味といえよう。ただし、無理がたたると体を壊しかねないのでほどほどに。
「昼間の公園で自由に遊べる。」
全力で遊んでいる写真が、何ともいい味を出している。公園に限らず、1人遊園地、1人銭湯、1人カラオケなど、平日昼間に遊べるのがフリーランスの“つよい”ところだ。
「会社員では得られない対価の支払いが、どかっと入ったとき。」
ライターという職業で、このような経験をすることは稀(まれ)だろうし、筆者も今のところ未経験だ。とはいえ、完了した仕事に対して報酬をもらえるというのは、「フリーランスで良かった」と思える瞬間だ。
「推しのライブに基本行ける。」
収入面で安定してくると、行きたいライブのチケットを買えるようになるし、その日の予定をブロックできるようになる。平日昼間だから行けない、夕方の早い時間に開演するから周囲の目を気にしつつ早退する、といった必要がなく、思う存分に推しのライブを楽しめる。
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