ニュース
GeForce RTX 5090/5080の枯渇が続く中でRadeon RX 7900 XTが人気上昇のワケ:古田雄介の週末アキバ速報(1/2 ページ)
先週に続き、GeForce RTX 5090搭載グラフィックスカードは店頭で姿を見られない状況だが、RTX 5080カードは若干市場に出回った。それでもほぼ枯渇という状態は変わらない。
GeForce RTX 5090搭載グラフィックスカードは先週(1月26日週)と同じく、今週も在庫を見かけることはなかった。BTOマシンでもGeForce RTX 5090を採用したモデルは売り切れ、もしくは納期未定という状況だ。
パソコンSHOPアークは「全然入ってこないですね。旧正月ということで、例年でも厳しい時期ですし、元々の供給量も少ないですしね」と語る。別のショップも「旧正月が終わって多少出荷されてと考えると、少なくとも2月末までは同じ状況でしょうね」とこぼす。
「少なくとも2月末までは同じ状況でしょうね」 最新GPUの販売状況
一方のGeForce RTX 5080搭載カードは深刻さが一段軽い。いくつかのショップでは5080を採用したBTOマシンが選べる状況になっていたり、週内にはGAINWARDから5日に売り出された「GeForce RTX 5080 PHOENIX 16GB」を数日はストックしていたりというショップもあった。それでも、この週末に単品で入手することが厳しいことに変わりはない。
そのような中で、いつくかのショップではRadeon RX 7900 XTカードの売れ行きが伸びているという。TSUKUMO eX.は「GeForce RTX 4070 Ti SUPER以下のラインアップも薄くなっている状態で、10万円ちょっとで買えるハイエンドカードということで注目されているのかもしれませんね」と話していた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
折りたたみ式で開閉できるMini-ITXケースが話題に
折りたたみ構造とマグネットを使った電源付き小型ケースや、Western Digitalとキオクシアの新ストレージなどが登場した。コンパクトでも高速で大容量なPCが組みやすくなっている。
GeForce RTX 5090/5080搭載カード発売騒動で見えた、PCパーツ店舗のジレンマ
ウワサされていた、NVIDIAの次世代ハイエンドGPU「GeForce RTX 5090/5080」を搭載したグラフィックスカードの販売が解禁された。が、その直前に購入希望者が店舗近くの幼稚園に侵入するなどのトラブルが起きてしまった。その背景には、さまざまな事情が絡んでいる。
IntelはB860マザー、AMDはB850/B840マザー、共に漂う“熟成待ち”の気配
年明けのAMD B850/B840に続き、IntelからもCore Ulrta 200S対応の下位チップセットが登場した。が、新しい顔ぶれが並ぶマザーボード売り場はまだ始動していない感じがした。
Intel Arc B570搭載カードがASRockとSPARKLEから登場
今週は、Intel Xe2アーキテクチャ採用の新GPUを搭載したグラフィックスカードが売り出されている。また、パソコンSHOPアークはモナコインの取り扱いを終了した。
Socket AM5向けの新チップセット「AMD B850/B840」搭載マザーボードが一斉デビュー
年明け早々、Ryzen 9000に対応する「AMD B850」「AMD B840」マザーボードが登場した。また、ギガバイトからはフルプラグインの電源ユニットが投入されている。



