自宅サーバマシンとして「Minisforum MS-01」を2台導入してみた 拡張性と接続性が魅力、Intel AMTの設定も解説(2/5 ページ)
Minisforum MS-01のCore i9-13900HとCore i9-12900Hを搭載した2モデルをサーバマシンとして購入してみたので、実機をもとにMS-01の魅力と、UEFI画面から遠隔操作できる「Intel AMT」について詳しく紹介していこう。
小型ながら脅威の拡張性をサポート
MS-01は従来のワークステーションと比べると、圧倒的なコンパクトさを実現しながら、PCIe 4.0 x16スロット(PCIe 4.0 x8で動作)を1つ搭載しており、PCIe接続のNICやストレージコントローラー、搭載できる物は限られるがグラフィックスカードも搭載できる。
DDR5規格のSODIMMは2スロットを搭載しており、最大で64GBまでのメモリをサポートしているのでサーバ用途にもってこいだ。今回は32GBのメモリと1TBのNVMeがセットになったモデルを購入した。
M.2 NVMeだけでなくU.2ストレージも搭載できるモンスターマシン
MS-01は3基のM.2 NVMe SSDスロットを用意しており、最大24TB分のストレージを装着できる。うち、PCIe 4.0 x4接続となる1基はエンタープライズクラスの「U.2 SSD」も搭載可能だ(M.2形状の場合はType2280に対応)。他の2基はType 2280に加えてType22110のM.2 SSDにも対応しているが、1基はPCIe 3.0 x4、もう1基はPCIe 3.0 x2接続となるので注意したい。
つまり、搭載するNVMe SSDを選択する場合にそれぞれのスロットに合った製品を選択しないとパフォーマンスが十分に発揮できない。ストレージを増設する場合は注意しておきたい。
また、U.2 NVMe SSDとM.2 NVMe PCIe 4.0x4は排他利用になっているため、どちらかのストレージしか搭載できない。そこも注意が必要だ。
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