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「visionOS 2.4」で「Apple Intelligence」の利用が可能に 新アプリ「空間ギャラリー」も登場
Appleの空間コンピュータ向けOS「visionOS」が2.4にアップデートし、「Apple Vision Pro」でAI機能「Apple Intelligence」の利用が可能になった。
Appleは3月31日、「Apple Vision Pro」向けの「visionOS 2.4」を発表した。これにより、AI機能「Apple Intelligence」の作文ツールやImage Playground、メールアプリの優先メッセージなどが利用可能になる
他にも、新アプリ「空間ギャラリー」が登場し、シルク・ドゥ・ソレイユ、ポルシェ、レッドブルといったブランドが提供したストーリーや体験を楽しめる。さらにVision Proユーザー向けにiPhoneで使う「Apple Vision Proアプリ」もアップデートされた。アプリやゲームのダウンロード予約の他、所有するVision ProのOSバージョンやシリアル番号の確認などが可能になる。
Vision Proユーザ向けとなるが、手持ちのiPhoneに「Apple Vision Proアプリ」を導入すれば、ユーザーは新しい空間体験を発見したり、アプリやゲームのダウンロードを予約したり、ヒントを見つけたりできるようになる
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