「Copilot+ PC」のAI機能がCore Ultra 200VやRyzen AI 300にも解放/「PowerToys Run」を含んだ最新版v0.90.0登場:週末の「気になるニュース」一気読み!(1/3 ページ)
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、3月30日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
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「Copilot+ PC」のAI機能がCore Ultra 200VやRyzen AI 300にも解放
Microsoftは3月31日、これまでSnapdragon Xシリーズを搭載したデバイスしか利用できなかったCopilot+ PCの一部機能が、AMD Ryzen AI 300シリーズやIntel Core Ultra 200Vプロセッサを搭載したデバイスでも使えるようになったと発表した。
Copilot+ PCの「Live Captions」や「Cocreator」などの一部機能は、これまでSnapdragon Xシリーズ搭載デバイスでしか利用できなかった。しかし、2025年3月の非セキュリティ更新プログラムから、AMDやIntelプロセッサ搭載のCopilot+ PCでも順次利用可能になるとしている。また、Snapdragon Xシリーズ向けを含む既存機能に関しても機能アップデートが行われている。
- Live Captions:オンライン会議やポッドキャスト、動画再生中などにオーディオおよび動画コンテンツをリアルタイムに英語に翻訳する機能。あらたに簡体字中国語にも対応する
- Voice Access:より柔軟な言語を使用してPCと対話可能に。Copilot+ PCのNPU機能を活用する最初の音声アクセス アップデートになる
- Cocreator in Paint:ペイントで利用できるCocreatorがAMD/IntelプロセッサのCopilot+ PCにも対応
- Restyle Image and Image Creator in Photo:フォトアプリの「Restyle Image」と「Image Creator」もAMD/IntelプロセッサのCopilot+ PCに対応
「PowerToys Run」を含んだ最新版v0.90.0登場
Microsoftは4月1日、パワーユーザー向けの公式ユーティリティーツール「PowerToys」の最新版バージョン0.90.0をリリースした。新機能として「コマンドパレット(CmdPal)」を追加している。
コマンドパレットは、PowerToys Runの後継機能として開発されているランチャー機能(PowerToys Run v2)だ。基本的な使い方はPowerToys Runと変わらず、ショートカット(デフォルトではWin+Alt+Space)で起動して、インストールされているアプリやフォルダー、ファイルの検索、コマンドプロンプロの実行や簡単な計算、Webサイトのブックマークなどを行える。なお、当面はPowerToys Runと併用できるようだ。
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