レビュー
AI体験とビジネストレンド機能を網羅した日本HPの「HP EliteBook X G1i 14 AI PC」を試す(1/4 ページ)
HP EliteBook X G1i 14 AI PCは、約1.19kgのボディーに先進機能を搭載した法人向けの14型ノートPCだ。CPUにCore Ultra 7 258Vを搭載する評価機をレビューした。
日本HPから登場した「HP EliteBook X G1i 14 AI PC」は、約1.19kgの薄型軽量ボディーに、先進の機能を搭載した法人向け14型ノートPCだ。プロセッサ(CPU)にはIntel最新のCore Ultra シリーズ2(Core Ultra 200Vシリーズ)を採用しており、日本マイクロソフトが「新しいAI PC」として展開するCopilot+ PCとしての要件も満たしている。
HP EliteBook X G1i 14 AI PCは、約1.19kgのボディーに先進機能を搭載した法人向けの14型ノートPCだ。CPUにCore Ultra 7 258Vを搭載する評価機をレビューした
“Luna Lake”こと、Core Ultra 200Vシリーズを搭載
Core Ultra シリーズ2(開発コード名:Luna Lake)は、薄型軽量ノートPC向けに開発されたCPUだ。今回の評価機が搭載するCore Ultra 7 258Vは主力モデルで、性能優先のPコアと電力効率重視のLP Eコアを4コアずつ搭載する8コア8スレッド仕様だ。47TOPSのNPUも統合されている。
メモリも32GBのLPDDR5X-8533をCPUパッケージに統合している。ストレージは512GBのM.2 SSD(PCI Express 4.0 x4接続)を搭載している。
Core Ultra 200Vシリーズでは、高速なメモリをCPUと同一パッケージに統合し、実装面積を最小限に抑えているのも大きな特徴の1つ。Core Ultra 7 258Vでは32GBを統合している
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